衝撃モーツァルト効果は再現しなかった…36人論文の30年後
モーツァルト効果は本当かを問うたラウシャー1993年Nature論文を、一次資料まで降りて読み解きます。36人の大学生で示された効果は10〜15分の一時的な空間IQ向上に過ぎず、1999年と2010年の追試で存在自体が消えました。
モーツァルト効果は本当かを問うたラウシャー1993年Nature論文を、一次資料まで降りて読み解きます。36人の大学生で示された効果は10〜15分の一時的な空間IQ向上に過ぎず、1999年と2010年の追試で存在自体が消えました。
マルチタスクが得意な人ほど、実は集中力が低い。2009年のOphir論文を一次資料まで降りて読み解きます。262人の学生を4段階に分け、切替課題で比較した結果と、後続の再現実験で残った限界を図解します。
吊り橋効果を提唱したDutton & Aron 1974年論文を一次資料まで読み解きます。カナダの吊り橋で危険な橋を渡った男性の50%が女性実験者に電話、安全な橋では12.5%。この数字の意味と、単純な恋愛テクに読み替える危うさまで整理します。
手書きとタイピング、記憶に残るのはどちらかを問うたムラーとオッペンハイマー2014年の論文を、一次資料まで降りて読み解きます。3実験325人で手書き優位を示した有名研究ですが、2019年の追試で結果は再現されませんでした。数字の限界を図解します。
スマホ 集中力 論文の代表格、ワードら2017年「Brain Drain」を一次資料まで降りて読み解きます。800人規模の実験で、電源を切って伏せて置いてもワーキングメモリが落ちるという結果。ただし「別室に置けば天才になれる」わけではありません。効果量と限界を図解します。
マシュマロ実験の再現失敗を伝えた2018年ワッツらの論文を、一次資料まで降りて読み解きます。1分我慢=0.1SDの成績アップが、家庭環境を差し引くと3分の1に。子どもの自制心を鍛える教育論を根本から揺さぶった数字と、この結果でも残る意味を図解します。
IKEA効果とは、自分で組み立てたものに高値をつけてしまう心理バイアスです。ハーバードのノートンらが2012年に発表した論文を一次資料まで降りて読み、63%高値評価の仕組みと限界を図解します。
散歩で創造性が60%上がるというスタンフォード大学の論文を、一次資料まで降りて読み解きます。効いたのは屋外か屋内か、座り直しても効果は残るか、この数字が使えない場面はどこか。
勉強しながら音楽を聴くと成績は落ちるのか。90人の実験では、歌詞が母語だと読解の正答率が0.90から0.30へ。ただし普段から音楽をかけて勉強する人はほぼ落ちませんでした。
電動キックボードの危険性を示す論文が出ました。脳損傷はバイクの3.5倍、血管損傷は3.2倍。ヘルメット着用率5.9%という数字と、この比較を読み違えないための注意点まで図解します。