朝倉海がバンタム級2戦目へ、フライ級2連敗から見えた適正階級論争
⚡ 30秒でわかるまとめ
- 朝倉海は8月29日、UFC上海でアオリ・チロンと対戦し、バンタム級転向2戦目に臨む。
- フライ級で喫した2連敗の原因は、専門機関の測定で「骨格的にバンタム級が適正」と判明したことにあった。
- 本人は「フライ級はもう絶対やらない」と明言する一方、1勝だけで転向成功と結論づけるのは早いとの声もある。
📌 出典:UFC公式サイト、ゴング格闘技、ENCOUNT、SPREADほか(いずれもWeb版)。
何があったのか
朝倉海は2026年8月29日、UFC Fight Night上海でアオリ・チロンと対戦します。バンタム級転向後としては2戦目にあたる一戦です。朝倉は元々フライ級でUFC参戦しましたが、2連敗を喫した末にバンタム級へ転向し、5月の初戦をKOで飾りました。
ゴング格闘技のインタビューで朝倉は、フライ級転向について「自分でもなんでフライ級に挑戦したのかは分かんない」と振り返り、「すべてにおいてバンタムの方が調子がいい」と語っています。かつての自分の階級選択そのものを、本人が疑問視する発言です。
これまでの経緯
- 2024年12月8日UFC 310でデビュー、フライ級王者パントージャに一本負け
- 2025年8月17日(日本時間)UFC 319でティム・エリオットにギロチンチョークで一本負け、フライ級2連敗
- 2025年8月以降UFCパフォーマンス・インスティテュートで身体測定、「骨格的にバンタム級が適正」との結論を受ける
- 2026年5月30日UFCマカオ大会でキャメロン・スモザーマンと対戦、バンタム級転向初戦を110秒KOで飾る
- 2026年8月29日UFC上海でアオリ・チロンと対戦、バンタム級2戦目
📊 朝倉海のUFC戦績(階級別)
図の見方: フライ級では2戦とも一本負けでしたが、バンタム級に上げた初戦はKO勝利。ただし母数はまだ1戦のみで、統計として結論を出すには早い段階です。
賛否が割れているポイント
👍 転向を支持する主張
- UFC専属施設の科学的な身体測定に基づく、根拠のある階級変更である
- フライ級時代の壮絶な減量ダメージから解放され、動きの質そのものが向上している
- 転向初戦を110秒のKOで飾るなど、結果がすでに数字で出ている
👎 慎重・懐疑的な主張
- たった1勝だけで「フライ級転向は失敗だった」と結論づけるのは時期尚早
- 本人が「なぜフライ級を選んだか分からない」と語るほど、当初の階級選択自体の根拠が曖昧だった
- UFC2連敗の実力差が本当に階級の問題だったのか、格上との対戦が続くバンタム級でこそ検証される
朝倉海のバンタム級転向、あなたはどう見る?
なぜここまで伸びたのか
この話題が伸びているのは、「屈辱を認めて方向転換する」という珍しい構図があるからだと当編集部はみています。RIZINで絶対王者だった選手が海外の頂点であるUFCに挑み、2連敗という結果を突きつけられ、しかも本人が「なぜあの階級を選んだのか自分でも分からない」とまで認めた。この率直さが、成功譚よりも共感を呼んでいます。
もう一つはアウェーで賭ける2戦目という状況です。上海というホームでない舞台で、転向1勝の評価をさらに積み上げられるかどうか。結果が出れば「適正階級論」の説得力が増し、負ければ「1勝は運だったのか」という議論が再燃します。白黒がまだついていないことが、注目を集め続ける最大の理由です。
まとめ
朝倉海のバンタム級転向は、フライ級2連敗という屈辱から生まれた決断でした。科学的な裏付けと本人の自信、そして「1勝だけでは早い」という慎重論が併存するのが現状です。格闘技の話題はRIZIN配信一本化の記事や和田まどかの判定騒動、ほかの試合結果はスポーツカテゴリからどうぞ。
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