ホロライブがDEV_IS統合を発表、ファン反応は賛否両論

【物議】ホロライブがDEV_IS統合→3ブランド消滅に賛否
🌐 ネット・SNS / 図版:タネアカシ編集部

⚡ 30秒でわかるまとめ

  • カバー株式会社が9月7日、ホロライブのID・EN・DEV_ISなど地域別ブランドを1つの「hololive」へ統合すると発表した
  • ロゴ刷新・タレントのビジュアルアップデート・新配信アプリ「hololive raku」も同時発表され、10周年に向けた大規模リニューアルとなった
  • 「DEV_ISが無くなるのは寂しい」という声と、グローバル化を歓迎する声とで、ファンの反応は真っ二つに割れている

📌 出典:カバー株式会社プレスリリース「ホロライブプロダクション10周年に向けた新番組『hololive Next』スタート」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001264.000030268.html)、hololive公式サイト、カバー株式会社代表・谷郷元昭氏および「ホロライブプロダクション【公式】」公式X(@tanigox / @hololivetv)ほか。

何があったのか

カバー株式会社は2026年9月7日、VTuberグループ「ホロライブプロダクション」の9周年に合わせ、10周年に向けた「プロダクションリニューアル」を「hololiveNext 2026.9.7」で発表した。柱は4つ。ロゴの刷新、日本(JP)・インドネシア(ID)・英語圏(EN)・DEV_IS(ReGLOSS・FLOW GLOWが所属)という地域・グループ別ブランドをすべて「hololive」1本に統合すること、タレントのビジュアルアップデート、そして新しい配信アプリ「hololive raku」の始動だ。

代表取締役社長の谷郷元昭氏(YAGOO)は自身のXで「地域やグループの垣根を越え、すべての女性グループをひとつの『ホロライブ』として統合します」と直接発表した。ホロライブは2017年9月7日、ときのそらのデビューを起点に始まり、今回はちょうど9周年の当日にあたる。

代表本人が「様々な挑戦をし、海外展開やユニット運営の知見を得てきました」と振り返っている点が重要だ。今回の統合は思いつきの方針転換ではなく、9年間ブランドを分けて運営した結果としての決断だと、運営自らが位置づけている。

📢 リニューアル発表の4本柱

  • STEP 1ロゴ刷新従来の“三角形”と“青色”を継承しつつ、ホロライブの新ロゴへ一新
  • STEP 2ブランド統合JP・ID・EN・DEV_ISを、すべて1つの「hololive」に統合
  • STEP 3ビジュアルアップデートタレントの個性を活かしつつ順次刷新。第1弾はときのそら
  • STEP 4hololive raku自宅配信の映像表現を強化する新アプリ。9月下旬リリース予定

図の見方: カバー株式会社の発表内容をもとにタネアカシ編集部が整理。星印(STEP2)が最も反応を呼んだ項目。

これまでの経緯

  • 2017年9月7日ときのそらのデビューを起点に「ホロライブ」が始動
  • 2018年〜ホロライブID(インドネシア)、ホロライブEN(英語圏)、DEV_IS(ReGLOSS・FLOW GLOW)を地域・コンセプト別ブランドとして順次展開
  • 2026年9月7日「hololiveNext 2026.9.7」でロゴ刷新・ブランド統合・ビジュアルアップデート・新アプリを一挙発表(9周年当日)
  • 2026年9月下旬(予定)新配信アプリ「hololive raku」がリリース
  • 2027年9月7日(予定)10周年を迎える

公式が「もっとグローバルに、もっと自由に」と掲げた通り、今回の統合の建前は地域を越えた自由な交流にある。これまでJPのタレントとEN・IDのタレントが絡む企画は「越境コラボ」として特別扱いされてきたが、統合後はそれが日常になる可能性がある。

みんなの反応

👍 統合を歓迎する声

  • JP・EN・ID・DEV_ISでバラバラだった検索性やアルゴリズム上の扱いが一本化され、新規リスナーに見つけてもらいやすくなるという期待
  • 地域の垣根がなくなることで、これまで「特別企画」だった越境コラボが増えるとの前向きな受け止め
  • カバー社の予算・体制がひとつにまとまることで、海外タレントへの投資が手厚くなるのではという観測

👎 惜しむ・懸念する声

  • 「DEV_ISが無くなるのは寂しい」というブランドへの愛着からくる喪失感(ReGLOSS・FLOW GLOWそれぞれのユニット色が薄れる不安)
  • 他のVTuber事務所でも過去に近い形のブランド統合が行われ、結果的に一部地域タレントの存在感が薄れたとの指摘があり、同じ道をたどらないか懸念する声
  • 英語圏・インドネシアのタレントを推してきたファンから、看板が無くなることへの戸惑いの声

ホロライブのブランド統合、あなたはどう思う?

なぜここまで伸びたのか

反応の大きさの背景には、9年かけて積み上げたブランド資産を一度に手放す決断の重さがある。DEV_ISはReGLOSS・FLOW GLOWという明確なユニット単位で運営され、専用のロゴ・グッズ・企画が根付いていた。看板が消えることは、単なる名前の変更ではなく「自分が推してきたコミュニティの輪郭」が消える感覚に近い。だからこそ、統合の合理性を理解しつつも「寂しい」という感情が同時に出る。

一方で、拡散のされ方を見ると「怒り」ではなく「複雑な気持ち」が主流という点が今回の特徴だ。DEV_ISが誕生した当初も「分ける必要があるのか」という声があったことを引き合いに、統合を自然な流れと受け止める投稿も目立つ。賛否が対立構造になっていないぶん、逆に多くの人が自分の言葉で感想を発信したくなり、拡散が続いている。

ブランド統合と同時に発表された「hololive raku」は、自宅配信でもスタジオ配信に近い照明・演出を再現できる新アプリで、9月下旬から順次タレントの配信に導入される。統合で運営体制を一本化した分の投資を、配信環境というタレント全員の共通基盤に振り向けた格好で、「統合の見返り」として好意的に受け止める声も見られる。

📊 発表4件それぞれへの反応(X公式投稿のいいね数)

約5.3万谷郷元昭氏(CEO)本人の発表投稿
約1.1万公式アカウントのブランド統合発表
約9100公式アカウントのロゴ刷新発表
約7600公式アカウントの新アプリ発表

図の見方: 2026年9月7日〜8日にタネアカシ編集部が確認した各投稿のいいね数(概数)。CEO本人による発表が突出して拡散した。

🎥 関連動画:【ティザーPV】新おうち配信アプリ「hololive raku」

出典:hololive ホロライブ - VTuber Group/YouTube。サムネイルをクリックすると再生します(クリックするまで動画は読み込みません)。

補足: DEV_IS所属タレントの今後の呼称・期生扱いなど運用の細部は、9月7日時点の発表・公式サイトの範囲でしか確認できていない。「タレント側から統合を求める声があった」といった分析は一部メディア・個人の推測であり、カバー株式会社が公式にそう説明した事実は確認できていない。

まとめ

ホロライブのブランド統合は、9年間で積み上げた「ID」「EN」「DEV_IS」という看板を手放し、ひとつの「hololive」に賭ける決断だ。ロゴ刷新や新アプリ「hololive raku」も含め、10周年へ向けたリニューアルは9月下旬以降も段階的に続く。DEV_ISというブランドがどう扱われていくのか、まずは新アプリのリリースと、統合後初のコラボ企画の動き方に注目したい。

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