Xの「人気順」新機能とは?プロフィールとTLで意味が違う理由
⚡ 30秒でわかるまとめ
- Xの「人気順」は、実はまったく別の2つの仕組みを指す言葉として同時に話題になっている
- 1つはプロフィール画面の新機能(9月上旬から)で、自分の意思でいいね順に並べ替えられる好意的に受け止められている機能
- もう1つは「フォロー中」タイムラインが本人の設定に関係なく人気順表示に切り替わってしまう、以前からの不満
📌 出典:ITmedia NEWS「X、プロフィールのポストをいいね順に並べ替え可能に」(記事)ほか、本文中で紹介したX投稿。本文中の解説・論点整理は当サイトが独自に執筆しています。
何があったのか
2026年9月上旬、X(旧Twitter)のプロフィール画面に「人気」順の並べ替え機能が追加されました。ITmedia NEWSによると、まずiOSアプリ版で確認されたもので、プロフィールの「ポスト」タブをもう一度タップし、表示メニューの「並べ替え」から「人気」を選ぶと、いいねの多い投稿が上位に表示される仕組みです。
X社からの公式な発表は確認できておらず、ユーザーが気づいて広まった機能という位置づけです。従来の「新しい順」表示と切り替えて使えます。
この投稿のように、過去の投稿を掘り起こして懐かしむ「タイムカプセル」的な楽しみ方が多く報告されています。自分では覚えていない代表的な投稿が可視化されるため、他人のアカウントを見るときにも「この人の代表作」をすぐ確認できる使い方が広がっています。
好意的な反応ばかりではない
一方で、この機能を歓迎しない声も出ています。
この投稿が「黒歴史」と表現している通り、いいねが伸びた投稿が必ずしも本人にとって誇らしいものとは限らないという点が、歓迎派との温度差を生んでいます。誰かに見られたくて書いたわけではない投稿ほど拡散しやすいという、SNSならではのねじれが可視化された形です。
これまでの経緯
- 2025年11月下旬ごろXアプリの「フォロー中」タイムラインに、AI(Grok)によるランク付け機能が追加されたとの報告が広がる
- 2026年1月ごろブラウザ版で「フォロー中」タブが本人の操作なしに「人気順」表示に切り替わる不具合が相次いで報告される
- 2026年9月上旬プロフィール画面に「ポストをいいね順に並べ替える」新機能が確認される
ここが今回いちばん誤解されやすいポイントです。2026年1月ごろから不満が続いていた「フォロー中TLが勝手に人気順になる」現象と、9月に登場した「プロフィールのポストを自分で人気順に並べ替える」新機能は、まったく別の仕組みです。前者は望んでいないのに表示順が変わってしまう不具合寄りの話、後者は自分の意思で使う任意の機能で、方向性が正反対だといえます。
この投稿が言い当てているのは、「時系列で見ているつもりが、実は数日前の投稿が人気順で紛れ込んでいた」ことに気づきにくいという問題です。フォロー中タブの右上にある「▽」ボタンから「最新」を選べば時系列表示に戻せますが、この操作自体を知らないユーザーが一定数いることが、混乱を長引かせています。
📊 「Xの人気順」2つの正体
①プロフィールの人気順(新機能)
- 2026年9月上旬から確認
- 自分で「並べ替え」から選ぶ任意の機能
- 過去の代表的な投稿を発見できると好評
②フォロー中TLの人気順(従来の不満)
- 2025年11月〜2026年1月ごろから報告
- 設定を変えていないのに表示順が変わる
- 「最新」を選び直せば時系列表示に戻せる
図の見方: ITmedia NEWSの報道と、本文で紹介したユーザー投稿をもとに当編集部が整理したものです。X社による公式な仕様説明は確認できていません。
🎥 関連動画:X(旧Twitter)の使い方を徹底解説
出典:スマートガジェットライフ/YouTube。サムネイルをクリックすると再生します(クリックするまで動画は読み込みません)。
賛否が割れているポイント
👍 好意的な意見
- 過去の代表的な投稿を自分でも他人でも簡単に見つけられて便利
- 長年使ってきたアカウントほど「タイムカプセル」的な発見がある
- 気になるアカウントの雰囲気を、直近の投稿だけでなくまとめて把握できる
👎 否定的な意見
- 忘れたい過去の投稿(黒歴史)が上位に来てしまい、見たくない人には迷惑
- 他人のプロフィールでも人気順を見られるため、掘り起こされる側の負担になりうる
- フォロー中TLの「勝手に人気順」問題と混同され、機能そのものへの不信感につながっている
プロフィールの「人気順」機能、あなたはどう思いますか?
なぜここまで伸びたのか
この話題が伸びている一番の理由は、「人気順」という同じ言葉が、正反対の感情を呼ぶ2つの体験を同時に指してしまっていることです。片方は「勝手に変えられて困る」という受け身の不満、もう片方は「自分から選んで楽しむ」という能動的な機能。同じ単語で語られることで、SNS上での会話がかみ合わないまま拡散しています。
もう一つは、「黒歴史」という言葉が持つ普遍的な刺さりやすさです。誰しも見返されたくない過去の投稿があるという共感が、機能の使い勝手そのものへの評価とは別に、独立したバズを生んでいます。
まとめ
Xの「人気順」を巡る話題は、自分で選べる新機能(プロフィール)と意図せず変わってしまう表示(フォロー中TL)という、性質の異なる2つの現象が同時に注目されたことで生まれています。TLの表示がおかしいと感じたら「▽」から「最新」を選び直す、プロフィールの人気順は気になるアカウントの代表作を探すときに使う、と目的で使い分けるのが混乱しないコツです。
Xのポストとリポスト分離など、ほかの仕様変更の話題はこちらの記事、SNS・ネットの話題全般はネット・SNSカテゴリからどうぞ。
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