仮面ライダーゼッツ最終回で見えた、1年間「評価が割れた」理由
⚡ 30秒でわかるまとめ
- 仮面ライダーゼッツは2026年8月30日朝9時、テレビ朝日系でLast Case「想う」を放送し、2025年9月開始から約1年で完結した
- 「夢」を軸にした物語構成が「映像は神」という称賛と「行動原理が分かりにくい」という批判の両方を生み、放送1年を通じて評価が割れ続けた
- 7月公開の劇場版で勢いを取り戻して最終回を迎え、SNSでは感動の声と「駆け足だった」という声が同時に上がっている
📌 出典:仮面ライダーWEB【公式】(東映)(https://www.kamen-rider-official.com/zeztz/)、マグミクス、シネマトゥデイほか。
何があったのか
仮面ライダーゼッツは2026年8月30日午前9時、テレビ朝日系でLast Case「想う」が放送され、2025年9月7日の放送開始から約1年、全50話前後でシリーズが完結した。主人公・莫が仲間のライダーとともに最大の敵と戦い、決着をつける内容だ。
この作品は放送開始直後から、映像面の評価と物語面の評価が大きくねじれる、珍しいタイプの一年だった。最終回はその1年を締めくくる回として、SNSで感想が一気に噴き出した。
これまでの経緯
- 2025-09-07テレビ朝日系でシリーズ放送開始
- 2026年3月ごろ物語が大きな転換点を迎え、個人ブログなどで「ここから面白くなった」との指摘が相次ぐ
- 2026-07-24劇場版「仮面ライダーゼッツ さよならのミッション」公開
- 2026-08-30Last Case「想う」放送、シリーズ完結
脚本を担当したのは、「仮面ライダーエグゼイド」「ゼロワン」「ギーツ」に続いて4作目となる高橋悠也氏。過去の担当作でも展開の是非をめぐって意見が割れることが多かった書き手で、今作もその延長線上にある。
賛否が割れているポイント
👍 評価する声
- スーツアクターの身体表現やフォームごとのアクション演出が「映像は神」と絶賛されている
- 「夢の中だから何でもできる」という設定が、世界観やフォームチェンジの自由度を生んでいる
- 終盤の畳みかける展開や劇場版との連動が「見ごたえがあった」と評価されている
👎 批判する声
- 主人公の行動原理が「人を助けたい」という理想だけで語られ、動機に共感しづらいという指摘がある
- 「夢だから何でもあり」になりやすい設定が、ストーリーの整合性を追いにくくしているという声がある
- 中盤の展開の遅さに「1話目の熱量から置いていかれた」と感じた視聴者もいた
仮面ライダーゼッツ、1年を通じてどちらの意見に近い?
なぜここまで評価が割れたのか
この作品が一年を通じて「面白い」と「分かりにくい」に分かれ続けたのは、一度見て満足する作りではなく、繰り返し見て初めて筋が繋がる構造を選んだからだ。毎週リアルタイムで追う視聴者には情報の断片が積み重なるだけに見え、後から見返した視聴者やSNSで考察を追った視聴者には筋が通って見える。同じ回を見ても感想が正反対になるのは、この「見方の差」がそのまま評価の差になっているためだ。
もう一つの軸は、脚本の高橋悠也氏の作風そのものだ。過去の担当作でも「賛否が割れること」自体が持ち味になってきた書き手であり、今作も路線を変えなかった。ファンの間で語り継がれる作品になるか、離脱者を増やすだけで終わるかは紙一重だが、少なくとも最終回まで語られ続けたという点では、狙い通りの一年だったとも言える。
まとめ
仮面ライダーゼッツは、映像美と物語の分かりやすさが両立しなかった一年だった。だからこそ最終回の今日、SNSでは称賛と戸惑いが同時に流れている。評価が割れたまま完結したという事実そのものが、この作品らしい終わり方だったのかもしれない。
同じように最終回や結末の是非で意見が分かれた作品には、推しの子ファイナルシーズン始動、結末変更を望む声や、アニメ12話で完結しない論争もある。あわせて読むと、アニメの「終わり方」がなぜ議論になりやすいかが見えてくる。
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