大関霧島の3度目の綱取り、基準はなぜ厳しく見えるのか
⚡ 30秒でわかるまとめ
- 大関・霧島が、9月13日初日の大相撲秋場所で3度目の綱取りに挑みます。
- 過去2場所は優勝決定戦などで惜敗しており、今回は「ハイレベルな優勝(14勝以上目安)」が事実上の条件と見られています。
- 近年昇進した横綱と比べて基準が厳しすぎるのではという指摘があり、日本相撲協会の判断基準そのものが議論の的になっています。
📌 出典: Yahoo!ニュース(東スポWEB配信)、 Yahoo!ニュース(TBS NEWS DIG配信)、 Yahoo!ニュース(東スポWEB配信)ほか。 本文中の解説・論点整理は当サイトが独自に執筆しています。
何があったのか
大相撲秋場所(9月13日初日)の新番付が発表され、大関・霧島が7月の名古屋場所に続いて2場所連続、通算3度目の綱取りに臨むことが決まりました。名古屋場所では12勝3敗で優勝決定戦まで進みましたが敗れ、横綱昇進を逃しています。
相撲協会の浅香山審判部長は「(優勝が)必要か」との質問に「そこは絶対あると思う」と発言しており、単なる優勝ではなく「ハイレベルな優勝」が求められる見通しです。近年の傾向では14勝以上での優勝が「文句なし」とされる一方、12勝台の優勝は「低レベル」とみなされがちで、この基準の曖昧さが議論を呼んでいます。
これまでの経緯
- 1度目の綱取り過去の場所で優勝を逃し、昇進を見送られる。
- 2026年7月・名古屋場所2度目の綱取り。12勝3敗で優勝決定戦に進むも敗れ、再び昇進を逃す。
- 2026年8月31日秋場所の新番付が発表され、霧島の3度目の綱取りが決定。
- 2026年9月13日秋場所初日。霧島が3度目の綱取りに挑む。
⚖️ 横綱昇進、基準はどこまで一定か
霧島に求められている基準
- 2場所連続優勝、それも「ハイレベルな優勝」が事実上の条件
- 14勝以上での優勝が目安とされる
- 12勝台の優勝は「低レベル」と評価されがち
過去の横綱昇進の例
- 13勝2敗の優勝次点 → 12勝3敗の優勝という組み合わせで昇進した例がある
- 「2場所連続優勝」の原則を厳密には満たさないまま昇進したケースも存在
- 横綱不在・大関陣不振の時期には基準が緩みやすいとの指摘
図の見方: 横綱昇進の公式な数値基準は明文化されておらず、各場所の相撲内容や番付事情を踏まえて協会が総合判断しています。そのため「何勝すれば昇進できるか」がケースごとに異なって見えるのが、この議論の根っこにあります。
賛否が割れているポイント
👍 厳格な基準を支持する主張
- 横綱は「負け越したら引退」が原則の重い地位であり、慎重な審査は当然だとする声
- 豊昇龍・大の里の不振が続く今こそ、次の横綱には安定した実力を求めるべきだとする意見
- 基準を甘くして昇進させ、早期に成績不振となれば協会への信頼が揺らぐとする指摘
👎 基準の不公平さを指摘する主張
- 過去に12勝台の優勝で昇進した横綱がいる以上、霧島にだけ14勝以上を求めるのは一貫性を欠くとする声
- 「2場所連続優勝」を厳密に満たさなくても昇進した前例があり、基準がその場その場で変わっているとする批判
- 横綱不在で番付の看板力士が求められる状況なのに、あえてハードルを上げるのは矛盾しているとする意見
霧島の3度目の綱取り、基準は厳しすぎると思う?
なぜここまで伸びたのか
この話題が注目されているのは、「明文化されていない基準」を巡る不透明さそのものが議論の火種になっているからです。横綱昇進には「2場所連続優勝、または同等の成績」という指針はあるものの、具体的な勝ち星の数値基準は存在しません。そのため過去の昇進例と比べれば比べるほど、「なぜ霧島だけ」という疑問が浮かびやすい構造になっています。
もう一つの背景は、横綱不在という土俵事情です。豊昇龍・大の里という現役横綱2人の不振が続くなかで、看板力士の不在を懸念する声がある一方、その状況だからこそ次の横綱には一過性でない実力を求めるべきだという慎重論も根強く、綱取りの基準そのものが土俵の勢力図と連動して語られています。
まとめ
大関霧島の3度目の綱取りは、本人の相撲内容だけでなく、横綱昇進の基準そのものが土俵に上がる場所になりそうです。判定基準の一貫性が議論になるのは格闘技全般に共通する構図でもあり、秋場所での霧島の成績次第で、基準論争そのものにも決着がつくことになります。
▶ 次に読む
⚽ スポーツ
衝撃旗手怜央がバーンリー移籍、5大リーグ断念の理由
旗手怜央の移籍先はまさかの英2部バーンリーでした。5大リーグへのステップアップを目指しオファーを蹴り続けた末の決断で、セルティックから日本人選手が消えることにもなりました。経緯と賛否を整理します。


