ハーランドの決勝弾はオフサイドだった?マンチェスターダービーで審判団が異例の誤り認定

【物議】ハーランドがオフサイド、審判団が誤り認め異例謝罪
⚽ スポーツ / 図版:タネアカシ編集部

⚡ 30秒でわかるまとめ

  • マンチェスター・ダービーでハーランドが決めた決勝ゴールは本来オフサイドだったと、審判団体プロレフが試合後に異例の声明で認めた
  • マンチェスター・シティは終盤にフォーデンが退場して10人になったが、そのまま1-0で逃げ切った
  • 結果が覆ることはないため、数的有利を活かせなかったユナイテッド側の不満は収まらず、VARの運用への批判が広がっている

📌 出典:Fabrizio Romano氏のX投稿、Goal.com「審判団体がハーランドの決勝点は判定ミスと認める」、サッカーキング、マイナビニュースの報道ほか。

何があったのか

2026年9月13日、プレミアリーグ第4節のマンチェスター・ダービーがオールド・トラッフォードで行われた。後半60分、アウェイのマンチェスター・シティがエルリング・ハーランドのゴールで先制。副審は一度オフサイドの旗を上げたが、VARの確認でハーランド自身はオンサイドと判定され、ゴールが認められた。

シティは終盤にフィル・フォーデンが退場となり、65分ごろから10人での戦いを強いられた。それでもユナイテッドはこの数的優位を最後まで生かせず、1-0でシティが逃げ切った

試合翌日、審判団体プロレフが公式に「判断の誤りがあった」と認め、ユナイテッドへ直接説明したことをファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えたこの投稿は8万8000件超のいいねを集めた。一クラブの不満にとどまらず、世界中のサッカーファンを巻き込む話題へと一気に広がったことがうかがえる。

何が「誤審」だったのか

争点はハーランド本人ではなく、近くにいた味方のエンソ・フェルナンデスの位置にあった。VARはハーランドがオンサイドの位置にいたこと、エンソがボールに触れていなかったことを理由にゴールを認めた。しかし審判団体は、エンソがボールに触れようと動き、守備側の選手のプレーに影響を与えていた以上、競技規則上はオフサイドと判定すべき事象だったと説明している。

この投稿が説明する通り、審判団体が問題視したのは「VARがオンフィールドレビューを主審に促すべきだったのに、それをしなかった」という手続き面のミスだ。ゴール自体の妥当性以上に、確認プロセスが機能しなかったことが批判の的になっている。

この投稿が指摘するのは、「現場の副審は最初から正しかった」という点だ。誤審の多くは判定ミスの見逃しだが、今回はテクノロジーが正しい人間の判定をわざわざ覆した珍しいケースだったことが、批判をより強めている。

審判が非を認めるのは珍しいことなのか

この投稿が振り返るセリエAの前例のように、審判が自らミスを認めて謝罪する対応自体は珍しくない。ただし今回は、当事者クラブへ直接説明した点や、世界的に著名な記者の発信で瞬時に拡散した点で、注目のされ方が大きく違った。

これまでの経緯

  • 2026年9月13日 後半60分ハーランドのゴールでマンチェスター・シティが先制
  • 同日 65分ごろフィル・フォーデンが退場し、シティが10人に
  • 同日 試合終了シティが1-0で逃げ切り、ダービーを制する
  • 2026年9月14日審判団体プロレフが「判断の誤りがあった」と公式に認める声明を発表

賛否が割れているポイント

👍 審判団の対応を評価する主張

  • ミスを隠さず公式に認め、ユナイテッドへ直接説明した誠実さ
  • ハーランド自身はオンサイドで、際どい判定だったのは事実という理解
  • 試合中に修正できないのはルール上仕方ないという割り切り

👎 制度そのものを批判する主張

  • 現場が下した正しい判定を、VARがわざわざ覆したこと自体が問題
  • 数的不利の中で守り切ったシティの勝ち点が、あとから「誤審」と言われても戻らない不公平感
  • 声明を出すだけで結果を覆さない現行制度への不満

この誤審騒動、あなたはどう見る?

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出典: レオザのサッカー塾【公認切り抜き】(YouTube)

なぜここまで伸びたのか

最大の理由は、世界最高峰のダービーマッチという舞台で、テクノロジーが「正しい現場判定」を壊したという分かりやすい構図にある。誤審そのものより、「VARがなぜ人間の目より優先されたのか」という不信感が、判定システム全体への疑問として拡散した。

もう一つは、10人になっても守り切ったシティの結果は変わらないという「後の祭り」感だ。審判団体が非を認めれば認めるほど、「それなら試合中に直せなかったのか」という矛盾が際立ち、怒りの持って行き場がない状態がSNSでの拡散を後押ししている。

補足: プレミアリーグの規定上、試合後に審判のミスが認められても、勝敗やリーグ順位が修正されることはない。またフォーデンの退場は判定を巡る一連の騒動とは別の事象であり、両者を同一の問題として混同しないよう注意したい。

まとめ

マンチェスター・ダービーの決勝ゴールは、審判団体が自ら「誤審だった」と認める異例の展開になった。それでも結果が覆ることはなく、数的不利を跳ね返せなかったユナイテッド側の不満は収まっていない。今後は、同様の場面でVARがオンフィールドレビューをどう運用するかが焦点になる。

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