スプラトゥーンレイダース、協力プレイ勢は絶賛も対人戦ファンには物足りない声
⚡ 30秒でわかるまとめ
- 7月23日発売の『スプラトゥーン レイダース』は、レビューサイトによって評価に大きな差が出ている。
- 武器とガジェットを組み合わせる協力プレイ(ルートシューター)としての完成度は高く評価される一方、対人戦のスプラトゥーンを期待した層からは「独創性が薄れた」との声も。
- 海外のルートシューター専門家からは高評価だが、シリーズの文脈で見るかジャンルの文脈で見るかで受け止め方が割れている。
📌 出典:Hashout、 AUTOMATON、 ゲームメモ、 Game*Sparkほか。
何があったのか
任天堂は2026年7月23日、Nintendo Switch 2向けに新作『スプラトゥーン レイダース』を発売しました。謎の島に眠るお宝を狙い、イカ・タコ状の敵を武器とガジェットの組み合わせで倒していくステージクリア型のアクションで、「サーモンラン」の戦闘感と装備強化・周回要素を組み合わせた協力プレイ主体の作品です。
発売直後から評価は好意的なものが目立ちましたが、時間が経つにつれてレビューサイトごとの点数差が目立つようになりました。Metacriticでは81点である一方、Game8のレビューでは98点という高スコアが並び、同じ作品への評価の幅の大きさが話題になっています。
これまでの経緯
- 7月23日Nintendo Switch 2向けに発売。発売前は任天堂が「控えめ」に発表していたタイトルだった。
- 発売直後ルートシューターの専門家や海外メディアから、『Borderlands』や『DOOM』を引き合いに出す高評価が相次ぐ。
- 発売後数日国内外のレビューサイトでスコアの幅が目立ち始め、「なぜここまで評価が割れるのか」を分析する記事が登場。
- 現在協力プレイ・ハクスラ要素を評価する声と、シリーズの対人戦を期待していた層の声が並行して広がっている。
高評価の理由としては、武器とガジェットの組み合わせの豊富さが共通して挙げられています。立ち回りの幅が広く、長時間遊んでも新しい発見があるという評価が、国内外のレビューでほぼ一致しています。海外では「ルートシューター」というジャンルの新たな到達点と位置づける声もありました。
一方で低めの評価をつけたレビューの中には、「スプラトゥーンシリーズにあった独創性が薄れている」「どこかで見たことがあるゲーム内容のスプラ版」という指摘が見られます。ナワバリバトルやガチマッチのような対人戦を期待していたプレイヤーにとっては、フルPvEの本作は想定と異なる作品だったという見方です。
賛否が割れているポイント
👍 高評価の主張
- 武器とガジェットの組み合わせが豊富で、遊ぶたびに新しい発見がある
- 海外のルートシューター専門家からも「Borderlands」的な魅力があると評価される
- サーモンランの戦闘感と装備強化を組み合わせた、シリーズの新しい形として評価
👎 低評価の主張
- シリーズにあった独創性が薄れ、「どこかで見た内容」という指摘
- 対人戦(ナワバリ・ガチマッチ)を期待していた既存ファンには物足りない
- レビューサイトごとの点数差が大きく(Metacritic81点、Game8 98点など)、購入前の判断材料として使いにくい
スプラトゥーンレイダース、あなたの評価は?
なぜここまで評価が割れたのか
本作の評価が割れる最大の要因は、「スプラトゥーン」というブランドへの期待値と、本作の実際のジャンルにズレがあることだと考えられます。シリーズはこれまで対人戦のシューターとして知られてきました。そのため既存ファンの一部は無意識に対人戦を期待しており、フルPvEの協力プレイ作品として本作に触れたときに「らしくない」という違和感を覚えやすい構図があります。
一方で、ルートシューターというジャンル単体で見たときの完成度は高く評価されています。既存ファンの色眼鏡を外して評価するメディアと、シリーズの文脈で評価するメディアとで点数が開くのは、ある意味で自然な現象です。同様の「派生作品への評価の割れ」は、Apexシーズン30の大型調整でも見られた構図に近いものがあります。
任天堂がこのタイトルを大々的に前面に押し出さず「控えめ」に発表していたことも、期待値のコントロールという点で結果的に評価の分散を招いた可能性があります。派手な事前告知をしなかった分、遊んでみて初めて「思っていたのと違う」と感じたプレイヤーが一定数いたとみられます。
まとめ
スプラトゥーンレイダースは、ジャンル単体で見れば完成度の高いルートシューターとして評価されています。焦点は、任天堂がこのタイトルを「スプラトゥーンの新シリーズ」としてどう位置づけていくか、そして対人戦を求める既存ファンの声にどう応えていくかです。
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