兵庫県警、不倫関係の巡査長と女性巡査を懲戒処分—妻に発覚後も関係続く
⚡ 30秒でわかるまとめ
- 兵庫県警は9月11日、勤務中に性行為を繰り返したとして20代の巡査長と女性巡査を減給3カ月の懲戒処分にした
- 巡査長の妻に不倫が発覚し本人が上司に報告した後も、関係はさらに続いていたことが分かっている
- 兵庫県警では今年これで10件目の懲戒処分となり、Xでは処分の軽さと組織の体質を疑う声が広がっている
📌 出典:兵庫県警発表(時事通信、関西テレビ、ABCニュース)ほか。
何があったのか
2026年9月11日、兵庫県警は西播方面の警察署に勤務する男性巡査長(29)と女性巡査(21)を、減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。処分理由は、勤務時間中に警察署の執務室や会議室、付近に止めた自家用車の中で性行為を繰り返していたというもの。行為の多くは巡査長が当直勤務をしていた夜間、仮眠時間帯に行われていたという。
地元紙の速報にもかかわらず、いいねは5000件を超えた。「勤務時間中」「警察署内」という組み合わせ自体が強い違和感を生み、見出しだけで拡散する典型的な伸び方をしている。業務中の逸脱行為という一点が、内容の詳細を読む前から反応を引き出している。
懲戒処分の重さはどれくらいか
⚖️ 図解:地方公務員の懲戒処分は4段階
| 処分 | 内容 | 身分 |
|---|---|---|
| 戒告 | 口頭・文書での注意 | 維持 |
| 減給(今回) | 給与の一部を最長1年カット | 維持 |
| 停職 | 1日〜1年、職務停止・無給 | 維持 |
| 免職 | 最も重く、公務員の身分を失う | 喪失 |
図の見方: 今回の「減給10分の1(3カ月)」は4段階のうち下から2番目。免職や停職ではなく、身分を保ったまま給与のみ一部カットされる処分にとどまった。
今回の処分は、公務員の懲戒4段階のうち軽い方から2番目にあたる。兵庫県警は「業務に直接的な支障はなかった」ことを理由の一つに挙げており、行為そのものの悪質性より、実害の有無を重く見た判断だとみられる。
これまでの経緯
- 2025-11下旬当直勤務の休憩時間帯に、署内の執務室や車内で関係を持ち始める。以降、複数回に及ぶ
- 2026-06-03巡査長の妻が不倫に気づく。巡査長は同日中に上司へ自主的に報告
- 2026-06-03以降上司への報告後も、勤務中の関係と1日約160通のLINEのやり取りが続く
- 2026-07-14確認されている範囲で最後の行為があった日
- 2026-09-11兵庫県警が懲戒処分(減給3カ月)を発表。今年10件目の懲戒処分に
🔀 図解:「自己申告」が転機にならなかった経緯
- STEP 1関係開始当直の仮眠時間帯に署内・車内で複数回
- STEP 2妻に発覚→自主報告ここで関係を絶つ選択もできた
- STEP 3報告後も継続LINEのやり取りは1日約160通に
- STEP 4懲戒処分減給10分の1(3カ月)、今年10件目
図の見方: 通常なら関係を断つきっかけになりそうな「妻への発覚・上司への報告」の直後も継続していた点が、STEP2を赤丸(山場)にした理由。この一点が批判の中心になっている。
時事通信の速報では、勤務中に1日約160通ものLINEをやり取りしていたことも明らかにされている。性行為そのものより「常態化していた」という事実が、単発の過ちではなく日常的な関係だったという見方を強め、批判の質を変えている。
みんなの反応
👍 理解・擁護寄りの声
- 兵庫県警自身が「業務に直接的な支障はなかった」としている点を踏まえ、処分は手続き通り妥当だとする見方
- 隠し通さず自ら上司に報告した対応を、悪質さの中では「誠実」と評価する声
- 私的な不倫問題まで社会全体で晒し上げる必要はないという意見
👎 批判の声
- 公費で雇われた公務員が勤務中に私的行為を繰り返したこと自体への強い反発
- 妻への発覚・上司への報告後も関係をやめなかった点に「反省が見えない」との指摘
- 今年だけで10件目という懲戒処分の数字に、組織全体の規律を疑う声
この投稿のように、詳細な理屈より先に「またか」という疲れたトーンの反応が目立つ。個別の是非を論じる以前に、県警の不祥事報道そのものへの慣れと呆れが先に立っている状態がうかがえる。
減給3カ月の処分、妥当だと思う?
なぜここまで伸びたのか
話題が伸びた最大の理由は、行為そのものより「発覚後も続けていた」という時系列の意外性にある。多くの人は「バレたらさすがにやめる」と考えるため、その前提が崩れたことに強い違和感を覚えた。上司への報告という、本来なら関係を断つ最後の機会が機能しなかった点が、単純な不倫報道以上の反応を引き出している。
もう一つは「守るはずの組織が破っていた」という構図だ。兵庫県警は去年、懲戒処分を受けた警察官の数が過去最多の50人に達しており、今回はそれに続く今年10件目の懲戒処分にあたる。個別の事案としてだけでなく、積み重なった数字として受け止められやすい土壌がすでに出来ていたことが、この投稿のような「またか」という反応の広がりを後押ししたと考えられる。
📊 数字で見る兵庫県警の懲戒処分
図の見方: 件数・人数は各報道機関の記事にある兵庫県警発表の数字。LINEの通数は時事通信の報道による。
🎥 関連動画:公務員の懲戒処分とは
出典:うえにし社労士の労務セミナー/YouTube。 サムネイルをクリックすると再生します(クリックするまで動画は読み込みません)。
まとめ
兵庫県警の大上健二・監察官室長は「警察職員としてあるまじき行為であり、厳正に処分いたしました。職員に対する職務倫理教養を徹底し、再発防止に努めます」とコメントしている。ただし今年すでに10件目という数字が示す通り、個別の処分だけで再発を防げるかは見通せない。減給3カ月という処分の重さをどう評価するかは分かれても、「発覚後も関係を続けた」という一点が今回の批判の核心であることは、ここまで見てきた経緯からはっきりしている。
公務員の不倫が処分に発展した例としては、監督業4度目の不倫で辞任した清田育宏氏のケースも参考になる。組織側の対応の違いを比べると見えてくるものがある。また、警察官の不祥事が相次ぐ背景には警察官のなり手不足という構造的な問題も指摘されている。
▶ 次に読む
📰 時事・社会
物議玉木雄一郎氏、対抗馬に5分説教→「器小さい」批判
玉木雄一郎氏が国民民主党代表選の討論会後、対抗馬の橋本幹彦氏を控室で5分以上説教していたと週刊文春が報じた。Xでは「器が小さい」との批判が広がる一方、内容の真偽を疑う声もある。経緯と両論を整理する。


