スマホの平均価格がついに8万円台に、値上げはいつまで続くのか

【悲報】スマホ平均価格8万円台、値上げいつまで
📱 ガジェット / 図版:タネアカシ編集部

⚡ 30秒でわかるまとめ

  • 調査会社MM総研によると、2026年7月のスマホ端末の平均価格は前年同月比7.5%増の8万1747円となり、初めて8万円台に乗りました。
  • 原因は半導体メモリー(DRAM・NAND)の世界的な価格高騰で、Appleも7月18日に日本国内価格を6〜11%引き上げています。
  • MM総研は2026年の新型モデルについて、従来モデル比で8〜13%の値上げになると予測しており、値上げは当面続く見通しです。

📌 出典:日本経済新聞「スマホ端末、平均価格8万円超す メモリー価格高騰で」(日経電子版)、 ITmedia Mobile「スマホ“最大規模の値上げ”はいつまで続く?」(Yahoo!ニュース配信版)ほか。 本文中の解説・論点整理は当サイトが独自に執筆しています。

何があったのか

調査会社のMM総研が発表した最新データによると、2026年7月のスマートフォン端末の平均価格は前年同月比7.5%増の8万1747円となり、統計開始以来初めて8万円台に達しました。内訳を見ると、iPhoneの平均価格は11万4234円、Androidの平均価格は6万2612円で、その差はおよそ5万円に広がっています。

さらに通信規格別では、5G対応機種の平均価格が8万7228円と、4G機種よりおよそ3万2000円高いことも分かりました。5G化が進むほど、平均価格そのものが押し上げられる構図になっています。

なぜここまで値上がりしたのか

直接の要因は半導体メモリー(DRAM・NAND型フラッシュメモリー)の世界的な価格高騰です。AI関連のデータセンター需要が急拡大したことで、スマホ向けメモリーの調達コストが上昇し、端末価格に転嫁されています。加えて、米アップルは2026年7月18日、円安を理由に日本国内でのiPhone価格を約6〜11%引き上げました。部品コストと為替の両方が重なったことが、今回の8万円超えを後押ししています。

この流れは日本だけの現象ではありません。中国や韓国でも2026年春から業界全体に波及する値上げが相次いでおり、その波がすでに日本市場にも及んでいる形です。

🎥 関連動画:メモリー価格の高騰がスマホに及ぶまで

出典:TBS NEWS DIG Powered by JNN/YouTube。 サムネイルをクリックすると再生します(クリックするまで動画は読み込みません)。

この動画が示しているのは、値上げの起点がスマホ業界の外側にあるという点です。メーカーが利益を上げようとして値上げしているのではなく、AI向けデータセンターがメモリーを大量に買い占めた結果、同じ部品を使うスマホが後回しにされて調達価格が上がっています。スマホの値段が、スマホと関係のない需要で決まっている——ここが今回の値上げの厄介なところです。

これまでの経緯

  • 2026年初頭〜春AI需要の急拡大でDRAM・NANDメモリーの価格が世界的に上昇し始める。中国・韓国のスマホメーカーが先行して値上げに動く。
  • 2026年7月18日米アップルが日本国内のiPhone価格を円安を理由に約6〜11%引き上げ。
  • 2026年7月(月間集計)MM総研の調査で、スマホ平均価格が前年同月比7.5%増の8万1747円に到達。統計上初の8万円台。
  • 2026年8月台湾のマザーボード大手各社もメモリー高騰を理由に9月までの値上げを表明するなど、値上げの波がスマホ以外の機器にも拡大。

受け止め方が分かれるポイント

👍 値上げはやむなしという見方

  • メモリー価格の高騰は世界的な需給の問題で、メーカー努力だけでは吸収しきれない
  • カメラ・処理性能・保存容量は年々向上しており、価格上昇分の価値はあるとの見方
  • 中国・韓国メーカーも同様の値上げに動いており、日本メーカーだけが特別高いわけではない

👎 家計への負担が重いという見方

  • スマホは生活必需品なのに、実質的な値上げが直接家計を圧迫している
  • 月々の通信料金も平均4198円まで上昇しており、端末価格と合わせて二重に負担がのしかかる
  • 価格を抑えるための選択肢だった型落ちモデルまで値上がりし、安く済ませる余地自体が狭まっている

いまのスマホの値段、率直にどう感じますか?

なぜここまで注目されているのか

この話題が広く関心を集めているのは、「8万円」という数字が心理的な節目を超えた実感があるからだと見られます。数千円単位の値上げが積み重なるより、統計上「初の8万円台」という一言で報じられるほうが、値上がりの実感がまとまった形で伝わりやすいためです。

加えて、スマホはいまや生活のあらゆる場面に組み込まれた必需品です。テレビや冷蔵庫のような数年に一度の買い物とは違い、多くの人が数年おきに必ず買い替えを迫られる製品だからこそ、価格上昇が「他人事ではない」ニュースとして受け止められています。

補足: 確定しているのは①MM総研の調査による2026年7月の平均価格8万1747円という数値 ②iPhone・Android別の平均価格と5G・4Gの価格差 ③アップルが7月18日に日本で値上げを実施したことです。「値上げがいつまで続くか」「買い替えは待つべきか」といった今後の見通しは、業界関係者や個人ブロガーによる予測の域を出ておらず、本記事でも確定情報として断定はしていません。

まとめ

スマホの平均価格は2026年7月時点で初めて8万円台に到達し、背景には半導体メモリーの世界的な価格高騰があります。値上げの流れはすぐには収まらない見通しで、買い替えを検討している人は、値上がり前の在庫や状態の良い中古も選択肢に入れて比較するのが現実的です。

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