Galaxy S26 Ultraの画面赤み、韓国は修正済みなのに日本は放置なぜ
⚡ 30秒でわかるまとめ
- Galaxy S26 Ultraで画面中央が赤くなる不具合が発売直後から報告され、サムスンは「ソフトウェアの最適化不足」と説明している。
- 修正アップデートは韓国で8月26日から配信されたが、日本のドコモ版は9月時点で最新更新が7月配信の6月分セキュリティパッチのままで、修正はまだ届いていない
- 先に修正を受けた韓国では、直った代わりに画面の端に色付きの斑点が出るという新たな報告が相次いでいる
📌 出典:GAZLOG「Galaxy S26 Ultraの画面が赤く染まる不具合、更新後も改善しない場合も」(記事)、すまほん!!「Galaxy S26 Ultraの画面中央が赤くなる事象が発生中」(記事)、スマホダイジェスト(記事)ほか。本文中の解説・論点整理は当サイトが独自に執筆しています。
何があったのか
2026年3月に発売された「Galaxy S26 Ultra」で、使用開始から3〜4カ月ほど経った端末を中心に画面中央が赤く染まる症状が報告されています。当初は有機ELパネルの「焼き付き」を疑うユーザーが多かったのですが、サムスン電子は7月16日、ハードウェアではなくソフトウェアの色補正の問題だと説明しました。
原因とされているのは、同機の目玉機能である「プライバシーディスプレイ」です。最大輝度の状態で強い光に長時間さらされると色のバランスが変化する仕様があり、既存の補正設定ではその変化を十分に打ち消せていなかった、というのがサムスンの説明です。
🎥 関連動画:プライバシーディスプレイとは
出典:Samsung Japan公式/YouTube。 サムネイルをクリックすると再生します(クリックするまで動画は読み込みません)。
この動画で紹介されている通り、プライバシーディスプレイは横から覗き見されると画面が真っ白に見えるという世界初の機能です。画素の構造を通常とは違う形で使うぶん、光の当たり方による色変化にも通常のOLEDより敏感になった可能性がある、というのが今回の不具合の技術的な背景です。
これまでの経緯
- 2026年3月Galaxy S26 Ultra発売(国内はドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)
- 2026年6〜7月使用3〜4カ月の端末を中心に画面中央の赤み症状が報告され始める
- 2026年7月16日サムスンが「焼き付きでなくソフトウェアの問題」と公式に説明
- 2026年8月26日韓国で修正アップデートの配信開始。RGB各画素の値を補正
- 2026年8月31日修正適用後も赤みが残る例や、画面端に斑点が出る新症状の報告が拡散
- 2026年9月1日時点日本のドコモ版(SC-53G)は7月配信・6月分セキュリティ更新が最新のまま、赤み修正は未配信
この時点ではまだ「8月中には直る」という前向きな見通しでした。ところが実際に更新が配信されてみると、話はそう単純には終わりませんでした。
8月26日、実際に韓国で修正アップデートが配信されました。サムスンは「更新を適用するだけで色の最適化は完了する」と案内していましたが、ここで終わらなかったのが今回の話のややこしいところです。
更新を入れても赤みが消えないユーザー、中央の赤みは薄くなったが今度は画面の縁に色が浮くようになったユーザー、サービスセンターで色補正を受けたら画面上部に点状の斑点が出たユーザーと、症状のパターンが増えています。韓国ではディスプレイの無償交換に応じるケースも出ており、「直った」で終わらない対応の重さがうかがえます。
📊 いま何が起きているか(2026年9月9日時点)
韓国
- 8月26日に修正アップデート配信済み
- 一部で赤みは解消
- 代わりに端の斑点・色ムラが新たに発生
- サービスセンターでの無償交換あり
日本(ドコモ版)
- 9月1日時点で最新更新は7月配信の6月分パッチ
- 赤み修正は未配信
- 症状が出ても直す手段がまだない
- 他キャリア版の配信状況も未確認
図の見方: 各種報道で確認できた時点での状況を当編集部が整理した比較です。配信状況は今後変わる可能性があります。
賛否が割れているポイント
👍 サムスンの対応を評価する側の主張
- ハードウェア不具合ではなくソフトウェアの問題だと明言し、原因を隠さず説明している
- 韓国では無償のディスプレイ交換という個別対応の受け皿を用意している
- 新機能ゆえの想定外の症状であり、世界初の技術には一定のリスクが伴うのはやむを得ないという見方
👎 不安視する側の主張
- 30万円級のフラッグシップ機で、修正したはずが別の不具合に置き換わるのは説明不足だという指摘
- 韓国が先に直り、日本は9月になっても修正が届かない配信タイミングの差への不満
- プライバシーディスプレイという主力機能そのものに構造的な弱点があるのではという懸念
発売前のこの投稿からもわかる通り、プライバシーディスプレイは覗き見防止という実用性で高く評価されていた機能です。その目玉機能が半年後に不具合の原因として名指しされる展開は、期待の大きさの裏返しとも言えます。
修正待ちのGalaxy S26 Ultra、あなたならどうする?
なぜここまで伸びたのか
この件が注目されているのは、単なる「不具合報告」ではなく「直したはずが直っていない」という裏切られ方をしているからです。スマホの発熱不具合のように原因と対処法が一本道で示される話とは違い、今回は修正後に別の症状へ形を変えている点が、読者の「結局いつ安心できるのか」という不安を刺激しています。
加えて、韓国は直りかけているのに日本は蚊帳の外という配信タイミングの差も反応を後押ししています。同じ機種・同じ不具合なのに、住んでいる国によって情報の届き方が変わる状況は、前モデルのバッテリー不具合のときにも指摘された、グローバル機種ならではのもどかしさです。
まとめ
Galaxy S26 Ultraの赤み不具合は、韓国では「直った代わりに別の症状が出る」という新たな段階に入り、日本ではその手前の「まだ修正が届かない」段階にとどまっています。ガジェットカテゴリでは、日本向け配信の動きが確認でき次第フォローします。購入済みの人は、症状が出た場合の色設定変更やサポート相談の手順を他機種の不具合対応も参考にしながら確認しておくと安心です。
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