グラボの値上がりはいつまで続く?RTX5090が100万円に迫る理由
⚡ 30秒でわかるまとめ
- RTX5090の実売価格が8月16日時点で最安79万円、平均約74.9万円まで上昇し、100万円到達も現実味を帯びています。
- 原因はGDDR7メモリの供給不足とAI向け需要の集中、円安が同時に重なったことで、NVIDIAは2026年だけで卸価格を3回引き上げました。
- 秋葉原では購入制限が全メーカー・全グレードに拡大しており、専門店からは「組むなら8月中」との声が上がっています。
📌 出典:ITmedia PC USER「グラボ高騰が止まらない! RTX 5090は100万円超えの可能性も、『組むなら8月中』の声」(記事)、 ITmedia PC USER「『全グレードで2〜3割増し』の衝撃 グラフィックスカードの値上がりラッシュでアキバの購入制限が深刻化」(記事)、 ゲーミングスタイル「グラボの値上がりはどこまで続く?【2026年8月】RTX 5080は7月比約16%上昇」(記事)ほか。
何が起きているのか
グラフィックボード(グラボ)の実売価格が、2026年8月に入って再び急騰しています。NVIDIA製の最上位モデル「GeForce RTX 5090」は、8月16日時点で最安79万円、主要ショップの平均価格は約74.9万円まで上がりました。発売時の想定価格は約39.4万円で、2025年11月からの累計上昇率は93.2%に達しています。
上位モデルだけでなく、ミドルレンジも同様です。RTX5080は7月比で約16%、RTX5060 Ti 16GBも約9%上昇しており、価格帯を問わず値上がりが広がっているのが今回の特徴です。
これまでの経緯
- 2025年10月末ごろAI向けメモリ需要の高まりでDRAM・GDDR7価格の高騰が始まる
- 2026年8月1日秋葉原の購入制限が全メーカー・全グレードへ拡大。CFD販売がGIGABYTE製品を最大1.4倍に改定すると告知(直後に告知が削除される騒動に)
- 2026年7月末〜8月上旬NVIDIAが卸価格を20〜30%引き上げ。2026年に入って3回目の値上げ
- 2026年8月16日時点RTX5090の実売最安値が79万円に到達。「組むなら8月中」との声が販売店から上がる
今買うべきか、待つべきか
👍 「今のうちに組むべき」の主張
- NVIDIAはすでに2026年だけで3回卸価格を引き上げており、直近の値動きは一貫して上昇方向
- GDDR7メモリの供給不足はAI需要が主因で、家庭用グラボの都合で解消される見込みが立っていない
- 秋葉原の購入制限が全グレードに拡大しており、欲しいモデルが店頭から先に消えていく
👎 「待つべき」の主張
- RTX5090はすでに発売時の想定価格から93.2%も上昇しており、いま買うのは高値づかみのリスクが大きい
- 投機的な思惑買いも混じっている可能性があり、供給が落ち着けば反落する余地も残る
- 今すぐ最新の重い処理が必要でなければ、型落ちモデルやクラウドゲーミングで当面をしのぐ選択肢もある
このグラボ高騰、あなたならどうする?
なぜここまで話題になったのか
これまでのグラボ高騰は「一部メーカーの値上げ」「一時的な品薄」として語られることが多かった一方、今回は数字が「100万円」という分かりやすい大台に迫っている点が、拡散の起点になっています。39万円で出た製品が2倍超という落差は、価格を見ていなかった人にも刺さりやすい構造です。
加えて、3日前に本サイトが報じたGIGABYTE製品の値上げ告知が「消えた」騒動のように、メーカー側の対応自体が二転三転している印象を与えていることも、「次はどこまで上がるのか分からない」という不安を強めています。
まとめ
グラボの値上がりはGDDR7メモリ不足・AI需要・円安が重なった構造的な要因によるもので、短期間で解消する材料はいまのところ見当たりません。「必要なタイミングで、必要な性能のものを」が基本ですが、購入制限が広がっている以上、迷っている人ほど決断を先延ばしにするほど選択肢が狭まる状況です。
GIGABYTE製品の値上げ告知が消えた経緯はグラボ値上げ最大40%、発表はなぜか消えた、Switch2の発熱事情はSwitch2オーバーヒート多発の原因も参考にしてください。ほかはガジェットカテゴリからどうぞ。
▶ 次に読む
📱 ガジェット
警告Galaxy S25/S24が発熱、7月更新でバッテリー急減
Galaxy S25とS24のバッテリー異常消費は、2026年7月のセキュリティ更新後に報告が急増しました。原因はCPUが眠らない「ウェイクロック」の暴走とみられ、サムスンの包括的な修正はまだ確認できていません。

