才木浩人が巨人戦11連勝を達成、権藤博の63年前の記録にプロ野球タイ

【衝撃】才木浩人が巨人戦11連勝、63年前の記録に並ぶ
⚽ スポーツ / 図版:タネアカシ編集部

⚡ 30秒でわかるまとめ

  • 才木浩人(阪神)が8月30日の巨人戦に勝利し、対巨人11連勝を達成した
  • これは中日・権藤博が1962〜63年に樹立し、63年間破られなかったNPB記録にタイする数字
  • 「酷使の時代の記録」と「球数管理の時代の記録」が同じ数字で並んだことに、ファンの間で比較議論が起きている

📌 出典:スポーツ報知「才木浩人が今季8勝目&歴代最多タイの巨人戦11連勝の権利得て降板」(news.yahoo.co.jp)、日刊スポーツ「才木浩人 逆転2ラン被弾で巨人戦11連勝の最長記録挑戦は持ち越し」(news.yahoo.co.jp)、note「『権藤、権藤、雨、権藤』は本当にあったのか」(note.com)ほか。

何があったのか

8月30日、阪神は甲子園球場で読売巨人と対戦し、先発した才木浩人(27)が6回を5安打無失点、103球に抑えて今季8勝目の権利を得て降板した。試合はそのまま3-0で阪神が勝利し、才木は2024年7月30日以降続けている対巨人戦の連勝を「11」まで伸ばした。

これは中日でプレーした権藤博が1962〜63年に樹立したNPB記録「対巨人11連勝」にタイする数字だ。63年間、この記録に並んだ投手はいなかった。

才木にとってこの日は2度目の正念場だった。7月24日の前回対戦では8回を無失点に抑え、完投まであと1球という場面まで迫りながら、ダルベックに逆転2点本塁打を許して記録更新を逃していた。

これまでの経緯

  • 1961年中日の権藤博が79試合登板・投球回429回1/3・35勝という酷使のシーズンを送り、「権藤、権藤、雨、権藤」という言葉が生まれる
  • 1962〜63年権藤が対巨人戦11連勝を達成。以後63年間、NPBでこの記録に並ぶ投手は現れなかった
  • 2024年7月30日才木がこの試合で巨人に勝利し、ここから対巨人戦の連勝が始まる
  • 2026年7月24日甲子園で対巨人戦に先発。8回無失点、完投まであと1球の場面でダルベックに逆転2点本塁打を許す。その後打線が追いつき黒星は消えたが、11連勝の権利は持ち越しに
  • 2026年8月30日再び甲子園で巨人と対戦。6回5安打無失点(103球)で今季8勝目の権利を得て降板。試合は3-0で阪神が勝利し、才木は対巨人戦11連勝を達成、権藤の記録にタイで並ぶ

みんなの反応

👍 才木の記録を評価する声

  • 現代野球は球数制限や中6日ローテーションが徹底され、同じ相手に2年以上負けない状態を保つこと自体が難しい
  • 対戦相手の巨人は今季も阪神とペナントレース首位を争う強豪であり、弱い相手に勝ち続けているわけではない
  • 才木は故障を避けながらこの数字に到達しており、権藤のような突出した酷使に頼っていない点が価値を下げない理由になっている

👎 単純比較に慎重な声

  • 権藤が記録を作った1962〜63年とはシーズンの試合数やローテーションの運用が大きく異なり、同じ「11連勝」でも重みが違うとの指摘がある
  • 権藤は前年の1961年に1人で429回1/3を投げ抜く酷使の中で記録を作っており、才木の管理された11連勝とは背景が違いすぎるとの見方
  • そもそも「対巨人限定の連勝」という区分自体、通算勝利数やタイトルほど重視すべき記録かを疑問視する野球ファンもいる

才木浩人と権藤博、11連勝の価値がより高いのはどちらだと思う?

なぜここまで伸びたのか

この話題が単なる「連勝記録タイ」以上に伸びているのは、63年という時間差が生む対比の面白さにある。権藤が記録を作った1961年は、規定投球回130回に対し429回1/3を1人で投げ抜くような酷使が許容された時代だった。「権藤、権藤、雨、権藤」という言葉は、当時の巨人の投手だった堀本律雄が「中日の投手は権藤しかおらんのか、つぶれてしまうぞ」と評したことから生まれたとされ、中日投手陣がいかに権藤1人に依存していたかを物語っている。

一方の才木は、故障を避けながら中6日のローテーションを守り、球数を管理しながら2年がかりでこの数字に到達した。同じ「11連勝」という数字でも、たどり着き方はまったく違う。世代の異なる2人の投手の記録が同じ数字で並んだからこそ、「どちらがすごいか」という比較そのものが盛り上がる要因になっている。

才木自身は記録を意識せず、目の前の投球に集中する姿勢を貫いてきたと報じられている。記録の数字よりも、その記録がどう作られたかという「積み上げ方の違い」にこそ、この話題の本当の面白さがある。

補足: 権藤博氏の当時の状況として報じられている内容は各メディアの取材に基づくものであり、当編集部が直接一次取材したものではありません。また「どちらの記録がすごいか」という比較は当編集部を含む野球ファンの間の見解であり、優劣を断定するものではありません。

まとめ

才木浩人は8月30日、阪神が巨人を3-0で下したことで対巨人戦11連勝を達成し、権藤博が63年前に残したNPB記録にタイした。酷使の時代に生まれた記録と、球数管理の時代に生まれた記録が同じ数字で並んだことは、野球というスポーツそのものの変化を映す出来事でもある。次に才木が巨人と対戦する試合で、63年ぶりの記録更新となるかに注目が集まる。

阪神の投手起用を巡っては、藤川采配への賛否など別の議論も起きている。ほかのスポーツの話題もあわせて確認したい。

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