iPhone Duo、Face ID廃止でTouch ID復活の理由と価格の全貌

【衝撃】iPhone Duo 36万円、Face ID廃止の理由
📱 ガジェット / 図版:タネアカシ編集部

⚡ 30秒でわかるまとめ

  • Appleが初の折りたたみ「iPhone Duo」を正式発表。日本価格は36万4800円(256GB)〜57万4800円(2TB)
  • 最大の驚きはFace ID非搭載。サイドボタンに指紋認証(Touch ID)を統合し、20年近く続いたFace ID一本化の方針から外れた
  • 発売は10月23日。予約は10月16日午後9時から。開閉どちらの状態でも同じボタンで認証できる設計になっている

📌 出典:Apple Newsroom(apple.com/newsroom)、日本経済新聞・ITmedia・Gizmodo Japanほか各社報道。本文中の解説・論点整理は当サイトが独自に執筆しています。

何があったのか

Appleは日本時間2026年9月10日午前2時から開催したイベント「Surprise and shine」で、新CEOジョン・ターナス氏の初めての基調講演として初の折りたたみiPhone「iPhone Duo」を発表しました。閉じた状態で5.4インチ、開くと7.6インチのディスプレイになる2画面構造で、価格は256GBが36万4800円、最上位の2TBが57万4800円です。

この公式トレーラーが1万5000件超のいいねを集めるなど、発表直後から大きな反響がありました。名称は事前の噂では「iPhone Ultra」「iPhone Fold」が有力視されていましたが、実際は「iPhone Duo」という、まったく別の名前で登場した点も話題になっています。

これまでの経緯

  • 2026年8月24日折りたたみiPhoneの確定デザインとみられる画像がリークし、賛否を呼ぶ
  • 2026年8月28日米国の調査で消費者の75%が折りたたみiPhoneに「興味なし」と回答したことが判明
  • 2026年9月9日 米国時間Apple Park(米カリフォルニア州クパチーノ)でイベント開催、iPhone Duoを正式発表
  • 2026年9月10日 日本時間2時日本を含む世界同時発表。国内価格・発売日が確定
  • 2026年10月23日(予定)70以上の国・地域で発売開始。日本は初期展開国に含まれる

当サイトでは事前のデザインリークの記事米国での関心度調査の記事で経緯を追ってきましたが、実際に発表された仕様は名称・認証方式ともに事前予想と食い違う部分が目立ちました。

この速報が伝えるとおり、最大の驚きはFace IDを搭載せず、サイドボタンに統合した指紋認証(Touch ID)を採用したことです。iPhone Xで顔認証に一本化してから約9年、Appleが主力ラインでTouch IDに戻すのは初めてで、SNSでは「まさかここで後退するとは」という声が相次ぎました。

なぜFace IDを廃止したのか

Appleは廃止の理由を公式に説明していませんが、報道各社が挙げる技術的な事情は共通しています。iPhone Duoは外側5.4インチ・内側7.6インチの2枚の画面と2つのバッテリー、精密なヒンジ構造を薄い筐体に収める設計で、Face IDに必要なセンサー一式を両方の画面に重複して積む余地がなかったとみられます。

閉じていても開いていても同じ場所で認証できる必要があるため、画面の外にあるサイドボタンへ指紋センサーを統合する方式が、最も無理のない解決策だったという見方が有力です。実際、内側カメラも穴を開けない「アンダーディスプレイ型」を採用するなど、薄さと画面占有率を優先した設計思想が全体に貫かれています。

価格面では、同時発表のiPhone 18 Pro(21万9800円〜)より約14万円高い設定です。Apple史上もっとも高いiPhoneでありながら、望遠カメラやLiDARスキャナ、アクションボタンといった一部機能は非搭載で、「価格と機能が比例していない」という指摘も出ています。

賛否が割れているポイント

👍 擁護・賛成の主張

  • 折りたたみ部分にセンサーを重複させないという設計判断は合理的で、故障リスクも下がる
  • 片手・両手どちらでも同じボタンで開けるTouch IDは、開閉が前提の折りたたみ機には実は向いている
  • マット加工の内側画面や薄さ5.2mmなど、価格に見合う技術的な完成度は評価できる

👎 批判・反対の主張

  • Face IDはApple Payやパスキーの認証で日常的に使うだけに、非搭載は明確な「退化」に感じる
  • 36万円超の最上位モデルで基本機能が削られているのは、値段に対して説明が弱い
  • 望遠カメラなしは「Pro」より格上の位置づけと矛盾しており、購入判断が難しい

Face ID非搭載でも、iPhone Duoに興味はある?

なぜここまで話題になったのか

この件が伸びているのは、「進化」であるはずの新製品が、身近な機能を一つ削って登場したという珍しい構図にあります。通常、新モデルは前モデルの機能を引き継ぎつつ強化するものですが、iPhone DuoはFace IDという9年間の標準機能を落とすことで初の折りたたみを実現しました。この「引き算」の発表は、SNSでの反応の速さにもつながっています。

🎥 関連動画:Apple公式によるイベント総集編

出典:Apple/YouTube公式チャンネル。サムネイルをクリックすると再生します(クリックするまで動画は読み込みません)。

加えて、事前の名称予想が「Ultra」「Fold」に集中していた中で「Duo」という誰も当てられなかった名前が採用されたこと、そして75%が「興味なし」と答えた調査結果とは裏腹に発表直後から実物への好意的な感想も多く出たことなど、予想と実際の落差が大きかった点も拡散を後押ししました。

補足: Apple PencilはUSB-C対応版が使えるとされていますが、Apple公式は「2026年後半に対応予定」としており、発売時点では非対応です。また今回の価格・発売日は日本を含む主要国向けの一次展開分で、対象国は今後拡大するとみられます。

まとめ

iPhone Duoは、Face ID廃止という「引き算」で折りたたみを実現したという点で、これまでのiPhoneの発表とは毛色が異なります。価格は36万4800円からと高額ですが、故障リスクを抑えるための設計判断だったとみれば、単純な機能後退とは言い切れません。10月23日の発売以降、実機レビューでTouch IDの使い勝手がどう評価されるかが次の焦点になりそうです。

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