くるり岸田繁が「参戦」投稿に謝罪、石野卓球の7年前ツイートはなぜ再燃したか
⚡ 30秒でわかるまとめ
- くるりの岸田繁が、電気グルーヴ石野卓球の7年前(2019年)の投稿を引用して「おれもそうおもいます」と賛同し、ライブの「参戦」という言葉をめぐって議論が広がりました。
- 反響を受け、岸田は8月20日に引用投稿を削除して謝罪。「誰かに自分の考えを強要したくありません」と説明しています。
- サックス奏者の菊地成孔が「軍事用語を日常語に転用できるのは平和の証拠」と反論を投稿し、賛否が二分したまま話題が広がっています。
📌 出典: 日刊スポーツ(Yahoo!ニュース)、 日刊スポーツ(Yahoo!ニュース・続報)、 ライブドアニュースほか。 本文中の解説・論点整理は当サイトが独自に執筆しています。
何があったのか
発端は電気グルーヴの石野卓球が2019年4月25日に投稿した一文でした。「ライヴは確認の場ではなく新しい音や楽しみとの出会いの場だよ。予習って、学校じゃないんだから。あと参戦って戦争じゃないんだから」というこの投稿を、くるりの岸田繁が7年後の8月18日に引用リポストし、「おれもそうおもいます」と賛同のコメントを添えました。
この引用は瞬く間に拡散し、ライブに行くことを「参戦する」と表現する慣用句そのものへの是非が議論になりました。予想以上の反響を受けた岸田は、8月20日に「迷惑かかってそうなので引用RT削除しましたすみません」と投稿し、当該の引用リポストを削除。続けて「RTの意図は、ライブは音楽と出会うそれぞれの喜びを大切にしたいと個人的に思っていること」「誰かに自分の考えを強要したくありません」と釈明しました。
一方、サックス奏者の菊地成孔はこの流れに異を唱え、「おれはそうおもいません。軍事用語を日常用語に転用できるのは平和の証拠だし」と自身の考えを投稿。岸田・卓球側と菊地側、双方の言い分がそれぞれ支持を集める展開になっています。
これまでの経緯
- 2017年4月2日ORIGINAL LOVEの田島貴男が「僕のライブを『観に行く』ことを、時々『参戦する』という方がいらっしゃいますが、戦争ではないので、普通に『ライブを観に行く』にして下さいねー」と投稿(のちに再発掘される)。
- 2019年4月25日電気グルーヴの石野卓球が「参戦って戦争じゃないんだから」と投稿。
- 2026年8月18日くるり岸田繁が石野の投稿を引用し「おれもそうおもいます」と賛同。議論が拡散。
- 2026年8月19日菊地成孔が「軍事用語を日常用語に転用できるのは平和の証拠」と反論を投稿。
- 2026年8月20日岸田が引用投稿を削除し謝罪。「誰かに自分の考えを強要したくありません」と説明。
🗣️ 「参戦」をめぐる音楽家たちの発言
| 人物 | 時期 | 立場 |
|---|---|---|
| 田島貴男(ORIGINAL LOVE) | 2017年4月 | 「参戦」に違和感、使わないでと呼びかけ |
| 石野卓球(電気グルーヴ) | 2019年4月 | 「参戦って戦争じゃない」と違和感を表明 |
| 岸田繁(くるり) | 2026年8月18日 | 石野の投稿に賛同 → 反響を受け削除・謝罪 |
| 菊地成孔(サックス奏者) | 2026年8月19日 | 「軍事用語の日常転用は平和の証拠」と反論 |
図の見方: 各人物の公開投稿の報道内容をもとに当編集部が時系列で整理したものです。
みんなの反応
👍 「参戦」に違和感がある側の主張
- 「参戦」は本来戦争に加わることを指す言葉で、演者を敵に見立てるような軽さに抵抗があるという意見
- ライブは予習して臨む試験の場ではなく、その場での出会いを楽しむものだという石野の主張に共感する声
- ベテランミュージシャンが自分の言葉で違和感を表明したこと自体を歓迎する反応
👎 「参戦」を擁護する側の主張
- 軍事用語を平和な趣味の場で使えること自体が、社会が穏やかである証拠だという菊地成孔の反論
- 何十年も定着してきた言い回しを著名人から否定されると、ファンの日常語まで説教された気分になるという反発
- 「参戦という言葉が理由でライブに行かなくなった」という声がある一方、単なる言葉のノリとして気にせず使ってきた人も多いという指摘
ライブに行くことを「参戦」と呼ぶこと、あなたはどう思う?
なぜここまで伸びたのか
この一件が大きく伸びた最大の理由は、岸田繁と石野卓球という世代の異なる大御所2人の意見が重なったことにあります。単なる一個人の好みの表明ではなく、長年第一線で活動してきたミュージシャン同士が同じ違和感を共有していたという事実が、「言葉狩り」ではなく「ひとつの美意識」として説得力を持って受け止められました。
もう一つの要因は、7年前の投稿を掘り起こして賛同するという行動の唐突さです。当時話題になった発言をあえて今引っ張り出して支持を表明したことで、受け取り方によっては「長年その言葉を使ってきたファンへの説教」に見えてしまい、反発を招く土壌ができていました。古い発言や投稿が時間を置いて掘り起こされ、謝罪に発展するケースは近年たびたび起きており、今回もその構図と重なります。
そこに菊地成孔という第三者の大御所が、正反対の理屈で切り返したことも拡散を後押ししました。「軍事用語の日常転用は平和の証拠」というロジックは単純な賛否ではなく知的な応酬として受け止められ、どちらの立場の人にとっても「なるほど」と感じられる反論だったことが、コメント欄を巻き込む展開につながっています。
🧠 誤解されがちな点
図の見方: 各種報道と公開投稿の内容をもとに当編集部が整理した参考情報です。「参戦」の語源には諸説あり、ここでは有力とされる説の一つを紹介しています。
まとめ
「参戦」というありふれた一言が、大御所ミュージシャンたちを巻き込む議論に発展したのは、言葉づかいの背後にある「ライブとの向き合い方」の違いが透けて見えたからだといえます。違和感を覚える人も、気にせず使い続ける人も、根っこにあるのは音楽やライブへの愛着です。芸能・エンタメの話題は今後も当サイトで随時整理していきます。
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