マザーボードが9月までに値上げへ、ASUS・GIGABYTE・MSIを追い込む基板コスト高の中身
⚡ 30秒でわかるまとめ
- ASUS・GIGABYTE・MSIの台湾マザーボード大手3社が、2026年9月までに製品を値上げする見通しであることが分かった
- 背景にあるのは基板(PCB)コストの前年比5割上昇で、銅や樹脂、電源部品まで軒並み値上がりしているという
- 自作PC向けのB850やX870などの新製品は特に影響を受けやすく、購入時期の判断を迫られている
📌 出典:GAZLOG・ニッチなPCゲーマーの環境構築Z(海外業界筋の情報を基にした報道)(gazlog.jp / nichepcgamer.com)ほか。
何があったのか
複数のPC専門メディアの報道によると、台湾のマザーボード大手3社ASUS・GIGABYTE・MSIが、2026年第3四半期(7〜9月)中に流通価格を引き上げる計画であることが明らかになった。
背景にあるのは基板(PCB)のコスト高騰だ。前年比でおよそ5割上昇しているとされ、表面実装コンデンサーや電源部品、制御ICといった周辺部材のコストも軒並み上がっている。AIサーバー向け基板の需要拡大で、銅や樹脂などの資材をデータセンター業界と奪い合う構図になっていることが一因とみられている。
値上げは3社そろって実施される見通しで、単に価格を上げるだけでなく、採算の取れない低価格帯モデルを整理する動きも取り沙汰されている。
これまでの経緯
- 2026年前半PCB(基板)や銅、樹脂といった部材価格の上昇が業界内で表面化
- 2026年8月上旬ASUSが卸価格の引き上げを検討しているとの情報が海外メディアで報じられる
- 2026年8月下旬GIGABYTE・MSIも追随する形で値上げ計画が伝わる
- 2026年9月まで3社そろって流通価格を引き上げる見通し。低価格帯モデルの整理も検討されているという
賛否が割れているポイント
👍 値上げはやむを得ないという主張
- 基板や銅、樹脂といった原材料費が実際に高騰しており、メーカーだけに負担を強いるのは無理がある
- AIサーバー向け需要と部材を奪い合う構図は、自作PC業界の努力だけでは解決できない外部要因だ
- 値上げより先に採算の合わない低価格モデルを整理する方が、品質を落とさず済む現実的な対応
👎 消費者への影響を懸念する主張
- 値上げのタイミングが重なれば、メモリやGPUの高騰と合わさって自作PCの総額がさらに膨らむ
- 「前年比5割」という数字は業界筋の情報にとどまり、メーカー公式の説明はまだ出ていない
- 低価格帯モデルの整理は、予算を抑えたい自作初心者の選択肢を狭めることになりかねない
マザーボードの値上げ前、あなたはどうする?
なぜここまで伸びたのか
自作PC界隈は、GPUやメモリの高騰で既にうんざりしている。そこへ「マザーボードまで値上げ」という情報が加わったことで、「もう一つ、逃げ場のない部品が値上がりする」という疲労感を刺激した。
特に「基板コストが前年比5割上昇」という具体的な数字と、業界大手3社がそろって動くという構図が、単なる噂ではなく構造的な問題だと感じさせた。値上げの理由がAIサーバー向け需要という自作PC市場の外側にあることも、「自分たちにはどうしようもない」という無力感につながっている。
まとめ
マザーボードの値上げは、GPUやメモリと同じくAIサーバー需要による部材の奪い合いが根っこにある。9月までに公式発表が出るとみられ、B850やX870など新製品の購入を検討している人は、価格改定の動向を注視しておく必要がありそうだ。
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