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【衝撃】犬の
アリゾナ大学などのDog Aging Projectが2026年に発表。たった40分のテストで、まだ若く見える中年期の犬の軽度な認知機能の衰えを検出できることが分かった。239匹の犬で開発、半年後・1年後も再現性を確認。
【衝撃】動物園のライオン、死体を丸ごと与えたら野生化した
アデレード大学とモナルト・サファリパークの研究チームが2026年8月に発表。動物園のライオンに丸ごとの死体を与えると、エサの種類は変えていないのに野生と同じ「爆食い→長時間の休息」のリズムが戻った。
【衝撃】カエルの生死を分けたのは、免疫の
UCL・ZSLなどの研究チームが2026年7月にNature Chemical Biology誌に発表。カエルツボカビ病で絶滅寸前の個体群も生き延びた個体群も、持っていた防御ペプチドは同じだった。違いは、オタマジャクシの段階で「いつ作り始めたか」だけ。
【衝撃】毒ヘビほど、隠れずに目立つ色をしていた
アイルランド・ゴールウェイ大学の研究チームが2026年にJournal of Animal Ecology誌に発表。458種のヘビの野生写真を分析したところ、毒ヘビは無毒のヘビより、周囲の環境から目立つ色をしている傾向が有意に強いことが分かった。
【衝撃】コウモリの目は「動かない」はずだった。80年誰も確かめていなかった
米ジョンズ・ホプキンズ大学の研究チームが2026年にCurrent Biology誌に発表。「コウモリの目は反射的にも動かない」という1942年以来の通説を、直接測定で覆した。視野の動きを目で追い、頭を動かしても目の位置を保とうとしていた。
【衝撃】全身麻酔で意識がなくても、脳は次の言葉を予測していた
米ベイラー医科大学の研究チームが2026年にNature誌に発表。全身麻酔下にあった7人の患者の脳の「海馬」が、物語の次の単語まで予測する神経活動を示していたことが、電極での記録で確かめられた。
【衝撃】サメは74m先の音の「方向」まで分かって、逃げていた
米フロリダ・アトランティック大学の研究チームが2026年にIntegrative Organismal Biology誌に発表。自由に泳ぐブラックチップシャークが、74m先の低い音に気づき、方向まで判断して逃げ去ることがドローン撮影で確かめられた。
【衝撃】1億6500万年前の化石に、赤ちゃんと同じ「飲み込める喉」があった
シカゴ大学などの国際研究チームが2026年10月にNature誌に発表。中国内モンゴルの1億6500万年前の化石Megacauda sungeiに、現代の哺乳類と同じ「飲み込みながら呼吸できる喉」の構造が、すでに備わっていた。
【衝撃】お腹が空いたアリほど、子育てが上手になっていた
米ロックフェラー大学の研究チームが2026年にNature誌に発表。クローンレイダーアリの脳で、「空腹」を伝える化学物質が子育て行動を増やし、「満腹」を伝える化学物質が減らすことが分かった。食欲の仕組みを進化が子育てに再利用していた。
【衝撃】上あごのないオウムが、噛みつけないのに群れのボスになっていた
カンタベリー大学などの研究チームが2026年4月にCurrent Biology誌に発表。上あごを失ったケア「ブルース」が、オス同士の争い36戦に全勝し、仲間を作らずに群れのボスの座についていた。噛みつけない代わりの独自の技が武器だった。
【衝撃】2.45億年前の化石に、胃と肝臓と腸、そして「最後の食事」まで残っていた
中国科学院などの国際研究チームが2026年7月にScience Advances誌に発表。中国雲南省の2.45億年前の海生爬虫類アウストロナガ・ミヌータの化石に、史上最古とされる胃・肝臓・腸が保存され、胃の中に最後に食べた魚のウロコまで残っていた。
【衝撃】ゾウの死体は、生き物の種類を減らしながらも草食動物を7年以上呼び続けていた
UCサンタバーバラ校などの研究チームが2026年10月にPNAS誌に発表。クルーガー国立公園のゾウの死骸40体を調査し、土のアンモニア濃度が平均31倍になる一方、生き物の種類は減り、それでも草食動物は7年以上3倍以上の頻度で集まり続けていたと分かった。
【衝撃】ハチの針は体から切れても、2つのピストンで毒を送り続けていた
マッコーリー大学の研究チームが2026年10月にPNAS誌に発表。ミツバチの針が体から切れても毒を送り続ける仕組みは1910年以来116年間謎だったが、高速度カメラと実験模型により「2連ピストン式ポンプ」だと分かった。
【衝撃】人工衛星で418日追いかけても、ウミガメはガラパゴス諸島の外に一歩も出なかった
USFQ(サンフランシスコ・デ・キト大学)の研究チームが2026年8月にFrontiers in Amphibian and Reptile Science誌に発表。ガラパゴスの緑ウミガメ9匹を人工衛星で最長418日間追跡したが、1匹の例外もなく誰も諸島の外に出なかった。
【衝撃】くすぐったい場所は世界共通なのに、笑っても「楽しい」とは限らなかった
ラドバウド大学のZiliang Xiong氏、カロリンスカ研究所のKonstantina Kilteni氏が2026年8月にNature Human Behaviour誌に発表。中国・オランダ・ギリシャの448人を調査し、くすぐったい体の部位は文化を超えて共通していたが、笑っても「楽しい」と答えた大人は35%にとどまった。
【衝撃】194歳、世界最高齢のカメは「老化しない遺伝子スイッチ」を持っていた
Kallel財団のStephen Clark氏らが2026年10月9日にScience Advances誌に発表。世界最高齢(194歳)のゾウガメ「ジョナサン」のゲノムと遺伝子スイッチを解読したところ、細胞のエネルギー工場に関わる遺伝子のスイッチだけが194歳なのに乱れていなかった。
【衝撃】縄張りを持たない野生の馬が、それでも「見えない境界線」を守っていた
京都大学の前田玉青氏、山本真也氏らが2026年1月にProceedings of the Royal Society B誌に発表。ポルトガル北部の野生馬25群をドローンで観察し、縄張りを持たない馬が、他の群れが近づくと体の並び方を変えて見えない境界線を保っていることが分かった。
【衝撃】光る魚「キンメモドキ」は、光るための遺伝子を1つも持っていなかった
東北大学の別所-上原学氏らの共同チームが2026年4月にScientific Reports誌に発表。発光魚キンメモドキの全ゲノムを解読したところ、光る酵素(ルシフェラーゼ)の遺伝子が1つも見つからなかった。餌のウミホタルから発光物質そのものを体内に取り込み、数か月にわたって使い続けていた。
【衝撃】オークの木は、虫に食われた翌年、あえて芽吹きを「3日」遅らせていた
ヴュルツブルク大学のSoumen Mallick氏らが2026年5月にNature Ecology & Evolution誌に発表。北バイエルンのオーク林60か所、5年分の衛星レーダーデータで、前年に大きく虫害を受けた木ほど翌年の芽吹きを平均3日遅らせ、その3日だけで翌年の食害が55%減っていたことが分かった。
【衝撃】犬は、存在しない言葉でも「子音」で区切っていた…人間の赤ちゃんと同じやり方だった
ELTE大学Family Dog Projectが2026年9月にScience誌に発表。家庭犬20頭とヒト成人20名の脳波を同時に測定し、どちらも実在しない音声を「子音のパターン」で区切って聞いていた。人間の言語の特別な仕組みだと思われていたものが、言葉を話さない犬の脳にも存在していた。
【衝撃】街の鳥は、女性が近づくと男性より早く逃げる…理由は科学者にも分からない
チェコ生命科学大学プラハとトリノ大学の研究チームが2026年2月にPeople and Nature誌に発表。ヨーロッパ5カ国・37種の鳥を、身長と服装をそろえた男女4人ずつのプロの鳥類学者が同じ手順で観察したところ、女性が近づいたときのほうが鳥が約1m早く逃げ始めた。「現象は確認できたが、なぜかは本当に分からない」と研究チーム自身が述べている。
【意外】ヘビの赤ちゃんが同じ向きに巻くのは、遺伝子ではなく物理現象だった
カナダ自然博物館などの国際チームが2026年に発表。ヘビの卵の中の胚は、発生初期にほぼ全てが同じ向きにコイルしていた。原因は単純な物理現象だった。
【意外】マルハナバチの女王蜂、水没しても1週間以上生きていた
オタワ大学の研究チームが2026年3月に発表。冬眠中のマルハナバチの女王蜂は、完全に水没させても1週間以上、9割が生き延びることが実験で分かった。
【意外】サメは鳴かないはずなのに、歯でカチッと音を出していた
オークランド大学などのチームが2025年3月に発表。発音器官を持たないはずのサメが、歯を打ち鳴らして音を出す様子を初めて記録した。
【意外】クジラがオーストラリアからブラジルまで泳いでいた
Pacific Whale Foundationなどのチームが2026年5月に発表。尾びれの模様を使った写真照合で、ザトウクジラ2頭がオーストラリア東部とブラジルの間、最大15,100kmを移動していたことが分かった。
【意外】ヤギは人の「声の向き」だけでエサを当てられる
チューリッヒ大学などのチームが2026年6月に発表。人がどちらへ向かって声をかけているかだけを手がかりに、ヤギはエサのありかを偶然以上の確率で当てた。
【意外】T. レックスの体温は、人間とほぼ同じ36.3℃だった
UCLAなどのチームが2026年9月にScience Advances誌に発表。恐竜の歯の化石から体内温度を直接測定したところ、T. レックスの体温は36.3℃。同じ地層のワニより5.4℃高かった。
【意外】5年絶食できる深海生物の秘密は、バクテリアから「盗んだ」遺伝子だった
中国科学院海洋研究所のチームが2026年8月にCell誌に発表。5年以上絶食できるダイオウグソクムシは、体の燃費を落とす遺伝子をバクテリアから受け継いでいた。ゼブラフィッシュに組み込むと絶食耐性が37%上昇。
【意外】たった一晩の寝不足が、あなたを「近寄りがたい人」に変えていた
UCバークレーのBen Simon氏らが2018年8月にNature Communications誌に発表。一晩の寝不足で他人を遠ざけたい気持ちが強まり、その様子を見た人も「話しかけたくない」と感じることが判明。寝不足の孤独感は人から人へうつる可能性がある。
【意外】単独行動のはずのタコが、仲間に貝殻や泥を「投げつけて」いた
シドニー大学のGodfrey-Smith氏らが2022年11月にPLOS ONE誌に発表。オーストラリアのタコを24時間分撮影し、漏斗から水流で貝殻や泥を仲間に命中させる「投擲」行動を確認。単独性が強いはずのタコに狙いを定めた投げつけ行動があった。
【意外】チンパンジーの「おしっこ」は、あくびのようにうつっていた
京都大学の大西賢治氏らが2025年1月にCurrent Biology誌に発表。チンパンジー20頭を600時間以上観察したところ「伝染性排尿」を確認。仲の良さは無関係で、群れの中の立場が低い個体ほどつられやすかった。
【意外】トガリネズミの脳が冬に縮むのは、細胞が死ぬからではなく「脱水」だった
独マックス・プランク動物行動研究所のBaldoni氏らが2025年8月にCurrent Biology誌に発表。トガリネズミの脳は冬に最大9%縮み春に戻るが、原因は細胞の死ではなく脱水だった。MRIで生きた個体を直接撮影して確認。
【意外】アリの女王は、においだけで働きアリに「実の母親」を殺させていた
九州大学の嶋田拓氏らが2025年11月にCurrent Biology誌に発表。寄生性のアリの女王は宿主の女王ににおいを吹きかけるだけで、働きアリを豹変させ実の母親を殺させていた。2種で手口がまったく違うことも判明。
【意外】魚の「老い」は、じわじわではなく数日で切り替わっていた
スタンフォード大のBedbrook氏らが2026年3月にScience誌に発表。寿命4〜6か月のキリーフィッシュ81匹を生涯撮り続けたところ、老化は坂道ではなく数日で切り替わる「階段」だった。中年期の行動のクセだけで寿命を機械学習が言い当てた。
【衝撃】虫は深い水の圧力に耐えられない、はずだった…この幼虫は毎日214m潜り、育ちきると463m分の圧力にも潰れなかった
カナダ・ブリティッシュコロンビア大学のエヴァン・マッケンジー氏らが2026年7月23日にScience誌に発表。アフリカ・マラウイ湖にすむユスリカの幼虫は、日中だけ酸素のない水深200m超の層に潜って身を隠す。圧力チャンバーで調べると、育ちきった幼虫の空気袋は463m分の水圧でようやく壊れた。近い仲間の幼虫はわずか16mで壊れており、「虫は水圧に耐えられないから海にいない」という説明の少なくとも一部が崩れた。
【衝撃】ゴキブリは「相手の羽」を食べ尽くすと、浮気しなくなっていた…440回攻撃して、パートナーを間違えたのは0.5%未満…
兵庫県立人と自然の博物館の大崎遥花研究員らが2026年3月にRoyal Society Open Science誌に発表。沖縄のリュウキュウクチキゴキブリは、互いの翅を食べ合ってペアになると、見知らぬ侵入者だけを夫婦で協力して追い払い、パートナーには手を出さなかった。440回攻撃して、仲間を間違えたのは0.5%未満。昆虫でペアの絆が実験で示された初めての例。
【衝撃】マイナス6度の雪原を歩く虫が、体の中で「自分だけの熱」を作っていた…震えずに体温を上げていた…
米ノースウェスタン大学・スウェーデン ルンド大学のチームが2026年3月にCurrent Biology誌に発表。翅のない「雪バエ」は氷点下6度でも雪の上を歩き、冷やされると体温がおよそ1度・5分だけ自力で上がる。震えは無く、哺乳類の発熱に似た仕組みを体の中の小器官が担っていた。
【衝撃】コカインで汚れた湖のサケ、1.9倍遠くまで泳いでいた…105匹追跡の末、真犯人は「コカインの残りカス」だった
グリフィス大学・スウェーデン農科大学などが2026年4月にCurrent Biology誌に発表。スウェーデンの湖で若いサケ105匹を8週間追跡した結果、コカインが体内で分解された後の物質(ベンゾイルエクゴニン)を浴びたサケは、浴びていないサケより最大1.9倍遠くまで泳ぎ、最大12.3km遠くまで散らばった。効果が強かったのは、コカイン本体ではなく分解後の
【衝撃】ボノボの「カンジ」は、見えないジュースの位置を50回中34回当てていた…人間だけの能力のはずだった…
ジョンズ・ホプキンス大学のバストス氏・クルペニェ氏が2026年2月Science誌に発表。言語訓練を受けたボノボ「カンジ」が、実験者が注ぐふりをした見えないジュースの位置を50回中34回(68%)的中。本物とふりを並べても約8割の確率で本物を選んだ。ただしカンジはこの分野で最も例外的な1頭でもある。
【衝撃】ハトが道に迷わない理由は、脳ではなく肝臓の「掃除屋細胞」だった…消したら曇りの日だけ迷子になった…
独ボン大学・マックスプランク動物行動研究所などが2026年5月Science誌に発表。ハトの方向感覚の正体を、目・くちばし・脳など5つの臓器を磁石の機械にかけて探したところ、最有力候補は肝臓の「掃除屋」免疫細胞(マクロファージ)だった。34羽のうち、この細胞を薬で消したハトは、曇りの日にだけその日のうちに帰れなくなった。仕組みは未解明で、専門家の意見は割れている。
【衝撃】牛が道具を「使い分けて」いた…背中はブラシの毛、乳房は棒の先端で
ウィーン獣医大学の研究チームが2026年1月にCurrent Biology誌に発表。オーストリアの乳牛「ベロニカ」(13歳)は、デッキブラシのかたい毛の先を背中や腰に、なめらかな棒の先を乳房や下腹に使い分けていた。同じ道具の違う部分を目的で使い分ける「多目的道具使用」は、これまで人間以外ではほぼチンパンジーにしか確認されていなかった。調べられたのはベロニカ1頭だけという限界も含めて解説する。
【衝撃】名前で呼ばれた乳牛は年258リットル多く牛乳を出す…516農場を調べた結果、真犯人は…
英ニューカッスル大学のダグラス氏とローリンソン氏が2009年3月にAnthrozoös誌に発表。英国の乳牛農場516か所を調査したところ、牛を名前で呼ぶ農家では、そうでない農家より年間258リットル多く牛乳が出ていた。2009年イグ・ノーベル賞受賞。ただし、名前が牛乳を増やしているのではなく、名前は「もっと大事な何か」の目印だった。
【衝撃】カメレオンが色を変える本当の理由は「隠れるため」ではなかった…21種を比べて分かった…
メルボルン大のスチュアート=フォックス氏らが2008年1月にPLoS Biology誌に発表。南アフリカの小型カメレオン21種を、鏡と本物の相手で挑発しながら色の変化を測ったら、色の変化幅が大きな種ほど、周りの景色にまったく紛れず、逆に目立つ色を出していた。カメレオンが色を変える最大の理由は「隠れるため」ではなく「相手に見せるため」だった。
【衝撃】ネコが「甘い」を感じないのは、壊れた遺伝子1個のせいだった…20年前に決着していた…
モネル化学感覚センターの徐嘉氏らが2005年7月にPLoS Genetics誌に発表。イエネコ・トラ・チーターの舌にある「甘み受容体の設計図」の1つ(Tas1r2遺伝子)が、247塩基抜け・途中で止まる合図が2か所ありで、完全に壊れていた。ケーキやアイスに寄ってくるネコは、甘さではなく脂や匂いに反応している。
【衝撃】好きな曲で「鳥肌」が立った瞬間、脳では8人全員に「食事や薬」と同じ物質が出ていた…
カナダ・マギル大のサリンプール氏、ザトーレ氏らが2011年1月にNature Neuroscience誌に発表。曲のサビで背中がぞわっとなる瞬間、脳の中では8人全員でドーパミンが出ていた。しかも「サビの直前」と「サビ本番」で、出る場所が違った。ただし対象は8人。「音楽は麻薬」と読むのは早い。
【衝撃】5歳のチンパンジーは「0.2秒」で数字9個を覚えた…同じ画面を見た大学生の正答率は…
京都大学霊長類研究所の井上氏と松沢氏が2007年12月にCurrent Biology誌に発表。5歳のチンパンジー「アユム」は0.2秒だけ映る数字9個の位置を消えたあとも順に触れた。大学生の正答率ははるかに下だった。ただし「チンパンジーが賢い」と読むのは早い。
【衝撃】アリは仲間の脚を「噛みちぎって」救っていた…40分の手術で生存率は40%→90%に…
スイス・ローザンヌ大のフランク氏らが2024年7月にCurrent Biology誌に発表。フロリダのオオアリは、太ももにケガをした仲間の脚を40分かけて根元から噛み切って救っていた。放置すれば40%しか生き残らないところ、手術を受けた個体はほぼ全員生き延びた。ただし「アリに医療の知恵」と読むのは早い。
【衝撃】ラットは「チョコレートより仲間」を選んだ…約30匹が檻を開け、あとから食べ物を分けた12日間…
米シカゴ大学のバルタル氏らが2011年12月にScience誌に発表。約30匹のラットのうち約7割が、閉じ込められた仲間の扉を開ける動きを自分で覚え、チョコレートを独り占めしなかった。ただし「ラットに共感がある」と読むのは早い。
【衝撃】5センチの小魚が「鏡の中の自分」に気づいた…大阪の研究室が10匹の喉に色素を刺した実験…
大阪市立大学の幸田正典氏らが2019年2月にPLOS Biology誌に発表。5〜7センチのホンソメワケベラの喉に茶色の色素を刺したら、鏡を見た魚だけが色素を落とそうと喉をこすった。ただし「魚が自我を持つ」と読むのは早い。
【衝撃】マルハナバチは「玉ころがし」で遊んでいた…エサ抜き45匹が1匹あたり最多117回、木のボールを転がし続けた…
ロンドン大学クイーンメアリー校のガルパヤゲ・ドナ氏らが2022年10月にAnimal Behaviour誌に発表。マルハナバチ45匹が木の玉を最多117回も転がし、若い蜂ほど頻繁だった。「昆虫が“遊ぶ”のを確かめた初めての論文」と紹介された。ただし「楽しんでいた」と読むのは早い。
【衝撃】タコは眠りながら「昼の色」に戻っていた…OISTと沖縄の海が撮ったREM睡眠のような1分間
眠っているタコの体表が、突然きらめきながら昼の色に戻る——1時間に1分ほどのその状態が、人間や鳥のREM睡眠に似ているというのが今回の話です。皮膚の柄と脳の電気活動が、両方とも「起きているとき」とそっくり。ただし「夢を見ていた」と言い切るのは早い。
【衝撃】ゾウは互いを「名前」で呼んでいた…101頭の低い唸り声を機械にかけた結果
ケニアで録った469本の低い唸り声を機械学習にかけると、「誰に向けた声か」を偶然の3倍以上の精度で当てられた。自分の名前を再生されたゾウだけが強く反応。ただし人間の「名前」と同じ意味かは、まだ分かりません。
【衝撃】コウイカは「マシュマロテスト」に合格した…5歳児と同じ我慢を、水槽の中で見せていた
4歳児向けの我慢テストを水槽で試したら、コウイカ6匹全員が「今の食べ物を我慢すれば、あとで好物が出る」を学習。最長130秒じっと待ちました。ただし6匹の実験。人間の子どもと同じ「我慢」と呼ぶのはまだ早い。
【衝撃】画面時間が長かった子ほど、10代で思考が速かった…8年260人追跡の想定外
「画面時間は短いほどいい」を8年かけて確かめたら、逆の数字が出ました。フィンランドの260人追跡研究で、子ども時代から画面時間が長かった子ほど15.8歳の認知処理の成績が良好。ただし関係が出たのは質問紙で測った項目だけで、センサー計測のほうは沈黙しています。
【衝撃】「世の中せわしなくなった」は数字で否定された…米国はむしろ遅くなっていた
「昔より世の中がせわしなくなった」を生活時間調査で確かめたら、逆でした。米国の2003〜2019年で活動の種類・移動回数・時間の細切れ具合はいずれも減り、睡眠は増加。「いつも急かされている」も31%から22%へ。ただし2020年以降と日本のデータは入っていません。
【衝撃】職場の第一印象、いちばん効かないのは「経歴」だった…145研究を束ねた結論
面接で最も時間をかける「経歴」が、第一印象にはいちばん効いていませんでした。145研究・204サンプルを束ねた2026年のメタ分析で、話し方と見た目のほうが強く印象を決め、1分未満の印象が数か月後の評価にも結びついていました。ただし相関であり、パワーポーズの主張とは別の話です。
【衝撃】海辺のカモメ、話しかけると「歩いて」逃げるだけ…叫ぶと約半数が飛び立った
海辺のカモメには、話しかけるより叫ぶほうが効く——2025年11月、英エクセター大学の論文で数字が付きました。9町61羽のセグロカモメで、叫び声は約49%が飛び立ち、話し声は15%が飛び、残りは歩いて離れました。ただし試したのは男性5人の声だけです。
【驚愕】マウスは仲間の「舌を引き出して」蘇生させていた…実験室で確認された
意識を失った仲間の口を噛み、舌を引き出して気道を開く——2025年2月にScience誌に出た論文の話。USCの神経科学チームが撮った映像で、マウスにも
【衝撃】猫は「飼い主の匂い」より知らない人を2倍長く嗅ぐ…30匹の実験で判明した
猫は飼い主より「知らない人」の匂いに2倍長く鼻を向けていた——2025年5月、東京農業大学のチームがPLOS ONEに出した論文の結果です。しかも最初に使うのは右の鼻の穴、慣れると左に切り替える、という順番まで観察されました。
【衝撃】ワタリガラスは155km先の「オオカミの狩り場」を覚えていた…追う姿は「幻」だった
ワタリガラスは狩りの音を聞きつけて飛んでくる——という定説が、GPS追跡でひっくり返りました。彼らは追わず、記憶で飛んで来ていた。
【驚愕】ミツバチの女王を作るのは「ロイヤルゼリー」じゃなかった…犯人は「部屋の壁」だった
女王ハチはロイヤルゼリーで作られる——長年の教科書の説明が2026年6月、Natureで書き換わりました。同じ餌を与えても、育つ部屋の壁の材料が違うと、幼虫は死んだり小さくなったりしていた。
【衝撃】コーヒーが効いていたのは「カフェイン」じゃなかった…デカフェでも同じ結果が出た
コーヒーが心に効くのはカフェインのおかげ——という前提が、2026年4月にネイチャー・コミュニケーションズで揺らぎました。カフェイン入りとデカフェで、ストレス・落ち込み・衝動性が同じように下がったのです。
【衝撃】天気予報の理論的限界は129日先…なのに今届いているのは「14日」
「天気予報はどこまで当たるか」に新しい答えが出ました。理論的な天井は129日先。ただし、いま届いているのは14日で、その差は9倍あります。
【驚愕】恐竜が小さくならなかった理由、犯人はまさかの「ネズミ」だった…
恐竜は75トンまで大きくなれたのに、なぜ小さい方は450gで止まっているのか。2026年8月に『Evolution』誌に出た論文は、答えを『哺乳類』に求めます。数字を開いて読みます。
【衝撃】1億年前の海に体長20mのタコ…見つかったのは「顎だけ」だった
北海道大学のチームが、白亜紀の地層からタコの化石を掘り出しました。顎の摩耗から復元される最大体長は約20メートル。ただし実物の胴体は、ほとんど残っていません。
豚の遺伝子を撃ち込まれたレタスが、肉の味の元をつくった
遺伝子銃で豚のミオグロビン遺伝子をレタスの葉緑体に撃ち込む。世界初の成功として2026年8月に報告されました。ただし収量は本物の肉の10分の1以下、ヘムが入っているのは3個に1個。
手書きは脳を広く使う。ただし比べた相手は「人差し指1本のタイピング」だった
手で書くと脳の結合が広がる——256chの脳波計で36人を測った有名な研究を、方法の細部まで開いて読み直します。結果は本物です。ただし比較対象は右の人差し指1本で打つタイピングでした。
5年ひとりぼっちのイルカが、1万833回しゃべっていた
デンマークの海峡に1頭だけで居ついたハンドウイルカ。海中マイクを3か月沈めたら、話す相手がいないのに1万833回の発声が録れました。しかも「名前」にあたる鳴き方を3種類も持っていた。
「くよくよ考える」の害は、日本のほうが小さかった
嫌なことを繰り返し考える「反芻」の害は、アメリカより日本のほうが小さい——日米439人の大学生を1日8回・7日間スマホで追跡した研究の結果を、研究の限界まで含めて図解つきで解説します。
アリに「自分で自分を撃たせる」クモが見つかった
体長わずか5mm。罠の引き金を引くのは、獲物であるアリ自身だった。最大139G、糸1kgあたり11.73メガワット——地球上で最も出力密度の高い生体カタパルト。
1日1時間のゲームを半年、脳はこう変わった
ゲーム未経験の大学生43人に1日1時間・週5日のFPSを半年続けてもらい、脳波を3回測定。注意の反応速度と脳内の同期が変化しました。対照群がないという限界まで含めて図解で解説します。